2007/8/10

さらに、ラビ誕祝い!  DグレSS

やっと、小説できました……。
なんか、もう、精根尽きました……。
ばっちりラビュってるので、苦手な方はご注意下さい。
ではでは、心の準備ができましたら続きをどうぞ。



甲高く響くコール音

その先に君はいる?


COLL

今日は、俺の「誕生日」。
誕生日なんてただ一つ歳をとるだけだ。と彼は言うだろうけど、俺を捨てた俺にとっては、唯一、俺について知っている日なのだ。

俺以外に知る者もいないけど。


夜空が見える無人駅。俺とじじいは次の任務向かうため、夜行列車を待っている
もう少しすれば、目の前の線路を伝って汽車がやってくるだろう。
それまでに、繋がってくれ!!

『………ラビか?』
「あ、繋がったさ!」
3度目のコールでやっと繋がった無線から、しっかりと聞こえてきた君の声。
一週間前と同じ、少し低めの響きに少なからず安堵感を覚えた。

「そっちはどう?」
『ハズレだ、奇怪も村のガキの悪戯だった。』
「はは、そういうこともあるさ。」
彼も今は任務中。お互いに忙しくてなかなか会うことができないから、こうやってお互いの状況を伝え合うだけでも困難だったりする。
まぁ、今日はそれだけじゃないんだけどね。

『それで、何の用だ。』
「ん?別に、声聞きたかっただけさ。」
『……私用で無線を使うなと言っただろう。』
「まぁまぁ、ちょっとだけさ。」

ちょっとだけ、今日くらいは無礼講でも許してくれないかな?
どんな高価なプレゼントよりも、君の存在が大きくて、嬉しくて、大切だから、
記録じゃなくて記憶に残るように、一言でも多くその声で言葉を紡いでほしい。
それが、一番のバースディプレゼントだから

『ちっ、用がないなら切るぞ。』
「ん。もうちょっと話してたいけどね。声聞けたし、ありがと。」
『……変なやつ。』
「へへっ♪」

そんな俺の想いも届いていていないのか、いつものように早々と無線を切ろうとする君。
でも、そういうところも「ユウ」だから、大好きなんさ。

「ねぇ、ユウ……。」
『なんだ。』
「大好きさ、愛してる。」
いつものように、愛を伝える言葉を残して、彼の照れ隠しの言葉を聴いて無線の切るつもりだった。だが、今日は違った。


『―――    』


聞こえてきたのは一番聞きたかった言葉。


「っ!!!えっ!今、なんてっ!……」
『っ!うるさい!もう切るぞ!!』
「あぁ!!ちょっと待ってユウ!!」
『っ!なんだよ!』
嘘みたいだった。ユウが、ユウが、伝えてくれた言葉。
すっごい嬉しかった。今までで最高に。
だから、俺も伝えなくては……

「ありがとう、嬉しかったさ。」
『……そうかよ。』
「うん。じゃぁ、またホームでね。」
『……ああ。』
照れたように、ユウは答えて、無線を切った。
ありがとう、本当に、本当に嬉しかった。


(今年は最高にシアワセな誕生日だったさ!!来年は……一緒にいれたらいいさね。)


満ち足りた気分で夜空を見上げたらスッと流れ星が流れた。
俺は、小さなそれを捕まえて、大切な願いを乗せた。
そいつは、ちと重かったかもしれないけど、君に届けるには充分だろう。
俺の手から飛び立ったそれは、再び大空に帰っていった。



¥後書き¥
ここまで読んでくださってありがとうございます!
最後の方は、もうわけが分からず書いてました。;;;
個人的にはラビの誕生日はラビしか知らないという設定が萌えだったので、その萌えを思う存分出せて楽しかったです。
ではでは、多分次回作は遅くともアレン様の誕生日に書かせていただきます!その時も宜しくお願いします!


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