2008/1/13

拍手掲載作品 「ぬくもり」  拍手お礼

拍手を更新したので降ろしてきました!新作は5番目にあるのでどうぞ飛ばして行ってください!
そしてこちらは長いこと居座った銀魂SS初期作品です。
クリスマス要素があるのでちょっと季節外れですが、続きからどうぞ。

ぬくもり


灰色の曇り空

どんよりと重い。

でも、

君といれば

全部が楽しいよ。



川沿いの土手、
この道は俺たちの高校の生徒の殆どが通る通学路だ。
現在、午後1:00。
俺と土方さんで並んで歩く。
期末テストのため、午前中に授業が終わった。
少し道草したあと、俺たちは家路についた。
どこからか聞こえるクリスマスソングを聴いて、
もうそんな季節かと思う。
「………もうすぐクリスマスですねィ。」
「そうだな。」
どうりて寒いわけだと、遅まきながら冬の到来を感じた。
土方さんも寒いのか、制服のズボンのポケットに手を突っ込んだまま歩いていた。
(手………繋ぎてぇな……。)
そんな思いが頭を掠めた。
でも、そんなこと言えない。
いくら人気が少なくても、ちらほらと歩いている人がいるから。
ただ、黙って道を歩く。
「………寒いか?」
不意に土方さんが聞いてきた。
「へい。」
素直に答える。
「手ェ、出してみろ」
「?」
言われた通りに手を出した。
赤みの消えた手のひらに乗せられたのは暖かい――――
「………カイロ?」
期待を裏切り、手の上には熱いくらいのカイロがのっていた。
「なんで…」
「今日の体育の時近藤さんからもらったんだよ。」
(そうじゃなくて……)
普通この場面なら手を握るとかそっちの方にするべきだろう。
「…………………」
「…………………」
再び沈黙。
この人はいつもはムカつくくらい鋭いくせに、たまに鈍いとこがあるんだ。
しかも肝心なところで抜けてるからなおさらムカつく。
少しいじけて、土方さんの見えない川沿いを見ながら歩いていた。
すると、
「………っクシッ。」
唐突に、隣から声が聞こえた。
「寒いですかぃ?土方さん。」
「あたりまえだろ、12月だぞ。」
………いいこと考えた。
「土方さん、手。」
「あ?なんだよ」
「いいから、手出してくだせぇ」
「……」
俺は出された手にもらったカイロをのせて、上から握った。
「……これで両方とも暖かいでしょう?」
「………そうだな」
冷静を装ってるけど、頬は微かに赤く染まっていく。
そんな些細な事でも、俺の心臓は跳ね上がる。

ねぇ?気づいてる?

君の体温は

寒い寒い冬も

暖かい春に変える

俺の太陽なんだよ。

だから、

どうか、ずっと俺の傍に……。



後書き
ぐおおおお;;;砂吐くほど甘いぃぃぃぃ〜〜;;;;
過去の自分に言ってやりたいですよ;;;
ほぼ書いた当初のまま掲載してるので読みにくかったかもですが、お付き合いいただきありがとうございました!
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