2008/4/21

拍手掲載作品「CATCH」  拍手お礼

下のに続きもう一つ降ろしました。今回二本更新したので玉突き式に。
続きからどうぞ!



CATCH (土沖)


ふわり、ふわり

光が落ちる。

君の周りに

舞い落ちる。





不意に思うことがある。

『いつかこいつはキエテシマウのではないだろうか』と

なぜかって?

あんたも一目見れば分かるだろう。

雑踏の中でも

一人歩きしているときも

太陽の下でも

月明かりの下でも

絶対的な存在感を持っているはずなのに

目を放したら

すぐに

いなくなってしまうから。


今日のように月のきれいな夜は特に

『本当にキエテシマウのではないだろうか』

と思わざるを得ない。

だから

隣で歩く君を

少しずつ人込みから放して

油断したところを捕まえてやる。

腕を引いて

間合いを詰めて

両手で捕まえてやるんだ。


「なんですかィ、急に。」
「……なんとなく。」
「なんとなくでセクハラされてちゃこっちがたまんねぇでさァ。」
「…………………。」
「……とりあえず、帰ってからにしてくだせェよ。ここじゃやだ。」
「……分かった。」

放したらまたドコカへ行ってしまいそうだから

本当は放したくなかったけど

回した腕を解いた。

帰るまで

せめてそれまでは

こいつをどこにも連れて行くな!


「ね、手。」
「あ?」
「手、くらいなら貸してやりまさァ。」

俺が目を放した隙に

キエテシマウお前は

たまに

こうやって捕まりに来てくれる

俺はそれを逃さぬうちに

捕まえてやる。


『お前はどこにも消えるな。』


心で思って月夜を歩き出した。


『いつでも捕まえてやるよ。』


俺が求める限り。


土方さんに恥ずかしい語りをさせよう!をコンセプトにした突発文でした。
お楽しみいただけたでしょうか?
今回はちょっとそごたんリードで新鮮ですね!
土方さんにもたまには不安になってもらわないとつまんないです。そごたん浮気疑惑とかで悶々してればいいんだ!!あ、やべ、書きたくなった;;;時間があったら書きますねー;;;
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