2009/4/8

ショスタコービッチの「第七」  LPレコード


クリックすると元のサイズで表示します
Victor Japan VRA-2034-5 2LP


「レニングラード」と呼ばれている交響曲です。こちらはレニングラード攻防戦の批判!則ちファシズム批判をした曲と言われていましたが、後に作曲家自身によって撤回されています。しかしながら第1楽章の第1主題が徐々に膨れ上がり熱気を帯びていく様は、やはりレニングラード攻防戦を思い浮かべてしまいます。第1主題に「チチン、プイプイ!」と言う歌詞を付け、全盛期の宮沢りえとアーノルド・シュワルツネッガーがテレビコマーシャルで歌ったのはバブル期の昔話です。それによって少しは一般的な知名度が上がった?とは思いますが皆様如何なものでしょうか?さて取り上げるレコードですが、こちらは西側で初演された時の実況盤です。CDでも聴けますが流石にアナログ盤は奥行きのある音で演奏を堪能出来ます。時は、1942年7月19日にNBC放送局の8Hスタジオに於してアウトゥーロ・トスカニーニが出兵のNBC交響楽団を指揮しました。レコード(CD)化には放送録音を原盤として転用しています。こちらは初演にも関わらず熱演(力演)の為かオケのアンサンブルに怪しい箇所が在ります。当時のNBC交響楽団は、98名在籍していましたが、12名追加して110名で演奏しています。(応援は、ニューヨーク・フィルか?)それと巨匠は、なんと全曲、暗譜して指揮をしています。最も暴君として有名な指揮者が作品の性格を起因してかファシズムに怒りを表した演奏です。それは全楽章に及びます。それと聴いて感心したのですが全奏時、アンサンブルがキープ出来ない箇所はテンポを下げて崩壊を防いでいます。意外と職人的な処があるのは巨匠の音楽家としての出発点がチェロ奏者たる由縁ではないかと思います。実は初演の指揮は、レオポルド・ストコフスキーが振る予定でしたが総譜を読むうちに大変気に入り巨匠が切望した為に実現しました。と言うのも巨匠は当時、ファラデルフィア管弦楽団の音楽監督の地位に在り、NBC交響楽団からは離れていたからです。(前年、旧知の楽員を入団させようとして事務局と対立が在り音楽監督を辞任していました。)それでも、後にニューヨークフィルの特別演奏会で振る予定になっていました。当時の米国楽壇では巨匠の権力が強い事が伺い知れます。カップリングは1番の交響曲で演奏は、こちらの方が安定しています。巨匠の生誕100年の記念盤として発売されました。私が所有しているのは、こちらの盤です。聴き比べると、やはり初販盤が音質的には一番安定している様です。


0



2009/6/23  11:26

投稿者:管理者

ブログ拝見しました。内容も豊富で、為に成りました。こちらこそ宜しくお願いします。

2009/6/21  23:04

投稿者:トゥーランとど

はじめまして。
検索よりやって来ました。
ショスタコービッチが大好きなアマチュア木管奏者です。
宜しくお願いします。

http://www62.tcup.com/cgi-localbin/6206/kanjifg.cgi?m=i

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ