2016/6/22 8:12
「原発汚染地域の再生の為に(小高区鳩原小学校)」
日本歴史
↑は福島県南相馬市のホームページ(ライブカメラ、鳩原小学校)からの転載です。福島県南相馬市とは平成の大合併によって誕生した市(旧小高町)で、写真は小高区西部地区(阿武隈山脈山麓)に建つ「鳩原小学校」です。この地域は福島第一原発から20Km圏内に有って、3.11時には放射能雲に覆われたから、住民は強制的に避難され「帰還準備区域」と言う訳のわからない名称の地域に指定されたのです。人間は強制的に立ち入る事を禁止され、多くの家畜やペットは勿論だが、住民でも「原発事故が無ければと無念の涙を呑んで自ら命を絶った者」もいたのです。原発の過酷事故とはそれ程怖いものなのです。それでも貴方達は原発に賛成ですか。福島第一原発の過酷事故から既に5年以上経過した現在、家屋敷地は勿論だか農地等の除染が進み(地域によっては線量の高いホットスポットが残るが)、今年(平成28年7月)のお盆前には、住民全てが帰還できると告示されたと言う。
市では予め住民への帰還意向調査したが、今直ぐ帰還すると回答したのは凡そ20%内外だと言う。つまり故郷に戻るのは5人に1人だとう。アンケートを少し詳しく覘いたら、帰還する年齢は60歳以上が多い様です。つまりお年寄りの村に成ってしまうわけです。下手をすると「限界部落」に成ってしまう危険が有るでしょう。人は誰でも、どの様な境遇に置かれようとも生きて行かなければ成りません。60歳なら未だ未だ若く、90歳に成ったら老後を心配する必要が有るそうです。
↑の鳩原小学校を「村の中心地にして地域の活性化」を図るべきでしょう。元の姿に戻す為の最初の拠点つくりです。
1)
若しも、この地域で一人でも保育児童、幼稚園児童、小学生児童が居るならば、此処に開園開校すべきです。一人集れば二人三人と集るものです。
2)お年寄り達の「コミニケーションの場」を併設し、誰でも気軽に寄り集まって談話の場所を作るべきです。もしも飲茶が必要なら、その提供も良いでしょう、場合によっては仕出し弁当の販売も良いのです。子供達に混じって身体つくりも良いでしょうし、子供の情操教育にも成るのです。
3)
定期的には、お医者さんの診察も可能にすれば良いかも知れません。ブラックユーモアだが町の医院の待合室は老人達のお喋りの場で有って、たまたま来ない者が居ると「アノ人今日は見えないが具合が悪いのかしら」と言う小話が有ります。
4)
交通は巡回便を出しても良いのです。
5)市の図書館に本を借りる時が有るのだが、図書館で本を読み借りる等の他には、昼寝をする為の場所と心得える輩をみる事が有ります。新聞を読んだら、そのまま寝てしまうのですが、老人達には暇が有るからそれはそれで許される事でしょう。市は移動図書館を巡回させても良いのです。
6)
移動コンビニ等の出店が有れば更に良いのです。
原発の過酷事故を経験した者同士ですから、話題も多く有って話は弾む筈です。
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