↑は、韓国人の友人に、中国広東省某市のホテル内で貰った「韓国風俗絵画図」です。内容は良くわかりません。
現在日本の某テレビで韓国時代劇「イ.サン」を放映してる。李王朝22代の「正祖(1776〜1880)の治世を描いたものの様です。日本で言うなら「天明の大飢饉」等が起きた頃です。正祖と言うのは、李王朝では珍しく「儒教に染まる事が薄い王様」だったようです。
儒教を国家の柱石とした朝鮮半島の(韓国)の歴史は、現在社会でも「世界のつま弾き」とは言わないまでも、我々日本人から見れば「常に口煩いな存在」の様に感じます。良く言う反日ですが、それは自ら墓穴を掘ってるようです。
その原点は、儒教を国是とした為「儒教戎縛から抜け出せない」と言う事に有るようです。
朝鮮半島にもキリスト教(カトリック)が、何時頃からか入り込んだようです。それは儒教国家には馴染めません。儒教は空理空論と形式主義で両班達との生き方と、キリスト教(天主教)とでは大きく異なります。然しながら、彼等キリスト教の持ち込む先端技術(鉄砲、時計、望遠鏡、天文書、幾何学、地図、旅行記等)は目を瞠ります。これらに目を付けたのが、正祖だと言う。
朝鮮で言う実学とは、実際に有る事物の観察と現実の実践を通じて、真理を求める学問と言っても良いだろう。現在では、何処の国でも行ってる事です。役にも立たない空理空論が儒教ですが、実学は新しい知識によって、政治、経済、軍事、科学、技術、文学、芸術等を興して行く事です。
これに気が付いたのが正祖です。


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