出展:東京新聞、4月30日(土)朝刊から(快晴、16℃、61%)
師岡アリーナ様と言う方は、東京新聞の「本音のコラム」でのみ存じ上げています。お生まれは恐らくイスラム国だと思われるのは「本音のコラム」で読んで推察されます。我々日本人は「仏教国」ですが、
イスラム圏(エジプト)育ちの師岡アリーナ様とは、考え方が若干異なるようです。
今度のロシアのプーチン大統領による正義も大義も無い「ウクライナへの軍事侵攻」は、その残虐が酷く到底許されるべきでは有りません。無辜の民を殺戮し物を盗み女性を犯す等々は、人間として到底許されるべきでは有りません。それら戦争に於ける犯罪について憎むべき事は、既に師岡様もご承知だと拝察します。
気に成る事は「戦争を避ける努力をされたのか」と言う問です。現在日本で生活する師岡様には、既にお分かりの様に日本を取り巻く環境です。海を隔てるとは言っても隣国には共産圏の中国、ロシア、北朝鮮が有って「常に好戦的態度」だと感じる今日この頃です。特に北朝鮮は「核も搭載出来るミサイル」を、子供の遊び同然に打ち上げています。ロシアも又、意味不明な「北海道占拠」の権利が有ると、脅し同然の言葉を発しています。更には、中国による尖閣諸島への圧力は日毎に増してるのが現況です。
第二次大戦で敗北を喫した日本は、以後「憲法九条を固く守り」他国との交戦を禁じています。平和憲法ですが、この様な条文を持つ憲法は日本以外には無いようです。
国連の門扉に刻み込み、他の模範とすべき憲法です。この平和憲法こそが「戦争を避ける努力をされてる」証では無いでしょうか。然しながらこの平和憲法を逆手にとって、圧力を掛けるのが共産圏では有るのです。
ウクライナ国民の辛苦は地獄の有様で有って、どの様な権利が有って軍事侵攻が有るのでしょうか。極東に位置する日本から観れば「単純な領土の拡張」を意図したとしか見えません。
往古から戦争の原因は「宗教によるもの」が多いようですが、プーチン大統領の戦争は宗教によるものでは無いようです。世界一広大な面積を持つロシアだが、何を好んで戦争を仕掛けて来るのか理由が分かりません。恐らくは、イスラム圏をよく知る師岡様の仰有る事に、ヒントが隠されているのかも知れません。


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