先日、中学校の運動会に行ってきた。同じ日に小中学校もあったので2カ所行く事になった。
僕らの時代からすればかなり人数が減っている。少子化?いやそれだけじゃない。
ベッドタウンが増えて街の周りに人口移動しているせいもある。周りの学校は昔より増えている所もいくつかある。
小さい頃21世紀を夢のように想像しわくわくしたものだ。だが現実はきびしい。
コンピュータやデジタルの発達は確かに想像以上だった。しかしその弊害も多い。
僕は年寄りが「昔はよかったねえ」とか「うちらが若い頃にはねえ」という言葉があまり好きではなかった。
だがそろそろそんな台詞を言い出しかねないようになってきてとまどう。
そんな中、ふと思い出したのだが、ある運動会で待機する学生の中に車いすで走り回る子たちをみた。
土の上を電動で結構自由に動き回っていた。一人の子は足先がなく、先天的か事故かはわからないがでもとても伸びやかに見えた。
ああ、こういう子たちも普通にとけ込むようになったのだと、時代の進化をかいま見た気がした。
そしてうれしくなった。
人がいろいろやることが、マイナスの方へ進んでいる様な気になり、やる気が失せたり立ち止まって考え込んだりしていた今。特に金儲けと自己保身だけを考えて生きている人が豊かになれるのか?と時代に懸念をもっていた。そしてそれも崩壊?インチキはばれるのだ・・・じゃあどうすればいいノカ?
だが、ああ、よく見たらいい時代になった面もあるとこの子供たちを見て思った。
最近はテレビを見ない生活が続く。前はそれが不安だったが。情報が欲しいのでwebやラジオ、新聞は見る、聞く。ひとつの媒体ばかりのぞくとと飽きるのもあるが、あきらかに密接な自分の周りではない。テレビは結構密接に近く感じていた。騙されていたんだ〜
テレビもラジオもパソコンも全て使わないと夜は結構暇だ。
そういえば20代の頃って退屈した事が結構あったなあ。パソコン使い始めてから退屈はなくなったがその分想像力みたいなものや行動力を失っているのかもしれない。
車とかもそうだ。案外歩いてみれば運動にもなるし見え方も違うしストレス解消になったりするかも。特に最近ガソリン高いから節約にもなる。
スピード時代を生き抜くのは案外スローな世界をも感じることが秘訣なのかもしれない。
時代が早く進みすぎると感じる時には無理にのっからず止まって眺めるのも重要なんだなあ。
仕事柄どうしてもスピードに重きを置きたくなる。
緩急使い分ける事が大事だと感じる今日でした。

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