2006/10/29 19:51
「水熊屋の女将」

先日、大阪にお芝居を見にいってめえりやした
お外題は長谷川伸の名作中の名作【瞼の母】
小さい頃、別れ別れになった母親に
一目逢いたい一心でやっと探しあててみれば・・・
↑という番場の忠太郎のお話しなんですが
私はおっ母さんの方の立場で見てました
5歳の男の子を嫁ぎ先に残し家を出てきた女
可愛いわが子を置いてくるのは辛いに決まってます
それから再婚し死に物狂いでがむしゃらに働き
今では何十人もの使用人をもつ大きな料亭の女将
そして新しく可愛い娘まで、できて
すぐそこに大事な祝言もせまっています
そこへ二十年ぶりに尋ねてきたわが子なんです
つづく

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