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ある経験

2005/8/3 | 投稿者: 福

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長い月日が経った。

まだ若い女性だった。

高度意識障害という名の下に、機能回復を目的としたすべての取り組みは中止された。

ベッドの上で3年、彼女は何を考え続けたんだろう。



ある日「ねじねじ君」に手を伸ばした。

ねじを廻した。「ねじを外す」という明確な意図を持って。

そして今、表情でコミュニケーションすることができる。



僕たちは結論を出すのが早すぎるのかもしれない。

なにより社会がそれを強要する。

その理由は十分に理解しているつもりだ。

でも、、、


「それでほんとうにいいのですか?」

人間はそう自問自答することが必要だ。


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