| 投稿者: らっち

 このブログは、「広島・都市観光の創造」というサイト付設のブログです。
 サイト自体は、「都市観光という切り口から、広島のまちづくりを考える」をテーマにしたサイトですが、このブログでは、広島という都市の今を語っていきます。
 クラシックを中心に、音楽の話題も定期的に取り上げていますので、よろしくお願いします。

*この記事は、常にトップ表示しています。更新した記事は下にありますので、そちらをご覧ください。




2020/10/31 | 投稿者: らっち

 大阪都構想の住民投票が明日、実施されますね。この大阪都構想。結局は、「行政の枠組みをどうするか」という話で、近いところで言うならば市町村合併と権限委譲、将来的な話だと道州制と権限委譲、そのあたりと同じ類の話です。
 こういう行政の枠組みの話は、非常に難しい話だと私はいつも感じます。あっちを立てればこっちが立たない。一つの目的を達成しようと思ったら他の目的が疎かになる。そういう話がずっとついて回ります。
 例えば、10年ほど前までに盛んにおこなわれた市町村合併。結果どうだったでしょうか? よく聞く批判としては、次のようなものがあります。

@町役場が統合されたため、距離的にも心理的にも行政が遠くなった。住民の声が届きにくくなった。
A吸収した市町村側から見ると良いかもしれないが、吸収された側から見ると、富を搾り取られるだけになった。
B合併の際に特例債でハード面の整備が進んだが、結局は借金が増えただけ

 これらの批判、それなりに的を得ているとは思います。しかし一方で、こうとも言えるはずです。
@県から市町への権限移譲により、これまで県の権限だったものが市町の判断できるようになっているものもある。市町が判断できると言うことは、より住民の声が反映できると言うこと。住民の声が届きにくくなった面もあるかもしれないが、住民の声を反映させやすくなった部分もある。
A平成の大合併の際に合併した市町村は、そのほとんどが財政的に厳しく、もう新たな事業が何もできないレベルになっていた。財政再建団体(=自治体の倒産)の恐れがある自治体も多かった。市町村合併後に倒産した自治体はないし、倒産を免れただけでも良しとしなければならない面もある。今後、まちづくりの中で、吸収された地域をどう作っていくかを考えていけば良い。
B借金が増えたと言うが、上述の通り、倒産した自治体はない。合併を機にインフラ整備がされたなら、今後それを使っていかに活性化を図っていくか考えていけば良い。

 つまり、市町村合併は、自治体の倒産を防いだ面もあったし、権限移譲が進むと言う面もあった。ただ、一方で、「役場が遠くなる」とか、「中心部ばかりがよくなる」という面もある、ということで、結論としては「100%正しかった」とは言えないし、「100%間違っていた」とも言えない、ということになるかと思います。結局は「痛し痒し」ですね。
(ちなみに、「権限移譲」について。ここまでの記事を読んで、「じゃあ、別に市町村合併しなくても、権限移譲だけやれば良いではないか」と思われた方もいるかと思います。これがそうは簡単にはいかなくて、ある程度基礎自治体(市町村)の規模が確保されないと、権限の委譲なんて出来ません。なぜか。「権限の委譲=市町村の職員がより専門的な、高度な仕事が出来るようになりなさい」と言うことで、小さな村役場の職員が、一人であれもこれもやっているような状況では、到底専門的な知識は得られないし、高度な仕事も出来ない。そんな状況なら、権限移譲なんて出来ない、と言うことです。感覚的には、今、市町村が、国や県から求められている仕事をきちんと行おうと思ったら、職員1,000人程度を雇用できる役所でないと無理だと感じます。広島県内でいうと、廿日市市などがおおよそそのレベル。あのクラス(=人口12万人程度)でないと、地方分権にきちんと対応できる組織とはならない。平成の大合併前は、広島県内でも人口1万人を切る自治体がたくさんありました。そんな状況で権限移譲がまともに出来るはずがありません)

 話がそれました。結局は「市町村合併は痛し痒しの面があった」と言うことですが、同様のことは道州制にも言えますね。「地方に権限を与えるために道州制を」と言う主張はよく分かる。中国5県が一つになって、国の権限を一部委譲してもらい、中国地方で物ごとを考える。その為に道州制が必要だ、という主張はごもっとも。
 ただし、です。考えればわかりますが、例えば、今の「島根県」がなくなり、「島根県庁」も「島根県議会」もなくなる。その代わり、「中国州」で、「中国州庁舎の議場(場所:広島市)」で「中国州議会」が開催され、「中国州の島根地域のまちづくり」が議論されるようになる。こういう場合、島根地域の人から見て「地方分権が進んだ」と言えるのか。権限は少なくても、「島根県」という枠組みがあり、「島根県議会」がある方がまだ「自分の地域のことは自分で考える」という形になっていないか、という側面はついて回ります。

 そう考えていくと、「地方自治の理想」って何なのかねぇ…、と思います。それを探求していくのが「大阪都構想」にかかる議論なのかな、と思います。

 …が、まあ、建前としてはそうなのですが、ネット上を眺めていると、そういう「地方自治の理想のカタチは何だ?」という議論とはかけ離れた、随分低レベルな議論が展開されている様子ですね…。
 まあ、ネットの議論なんて相手にする方がアレかな、とは思いますが、真面目に地方自治を考えている立場からすると、あまりにも腹の立つ、クダラナイ論調が目立つ。本来なら、今回の記事で、大阪都構想について自分の考えを述べてみようと思ったのですが、今、ネットで様々な意見を見ていて、あまりにもくだらない意見が多すぎで、書く気がなくなったのでここでやめたいと思います。率直な感想を言うと、「自分たちの自治の話をしているんでしょ。自分たちの街をいかにして良い街にするかを考えているんでしょ。なのに、どうして、そう、ワイドショー的な話にしたがるのか。どうして、そう、他人の利権がどーした、という話にしたがるのか。野次馬的な話ばかりて、建設的な話などありゃしない。こんなことやっているから、「大阪は三大都市圏から脱落する」なんて言われちゃうんだよ。自分たちの未来について、もう少し真面目に考えろよ」と言いたくなります。これじゃ、大阪、ダメだな、と思いますね。

(↓1日1クリックよろしくお願いします)




2020/10/25 | 投稿者: らっち

 コロナ騒動。今年度内ぐらいを目途に落ち着くのではないかと思っていたのですが、国外で大規模な第2波が到来するなど、なかなか落ち着きを見せませんね…。
 さすがにこれ以上長引くなら、経済的に大ダメージを受けかねない。世界大恐慌もあり得るのではないか、と恐ろしくなってきます。

 この状況下では、すべての経済活動が心配になって来るのですが、とりわけ私が心配するのはプロスポーツの経営。広島でいうと、カープやサンフレッチェなどですね。
 まあ、サンフレッチェは、元々のスタジアムのキャパが大きいので、「収容人数の半分まで入場可」ならば、そう大きな問題はない。あとは努力次第で何とか盛り返してもらうしかないように思います。問題はカープですね。
 時々、「カープ球団は自己資本比率が高いから少々では大丈夫だ」なんてことを言う人もいますが、今のコロナ騒動はその「少々」を越えています。まあ、今年は何とか乗り切るにしても、今の状況が来年も続くようならさすがに厳しい。新たな収入源を確保していく必要があるでしょう。今回は、その「新たな収入源」を考えてみたいと思います。

@各種試合・イベントで稼ぐ
 カープの関連する試合・イベント等で、これまで私が、「これが無料だなんて、勿体ないなぁ。金取れば良いのに」と思っていたものがたくさんあります。それらをこの際、有料化しましょう。次のようなものです。

・ファン感謝デー
・2軍の試合
…特に土日の試合などは、ズムスタやキズナスタジアム(岩国)で行い、きちんとお金を取りましょう。
・CSなどのパブリックビューイング…いつだったか、CSに初めて進出した時、ズムスタでパブリックビューイング(無料)が行われたような記憶があります。あんなの、お金取って良いでしょう。ついでに言うと、レギュラーシーズンの試合でも、ビジターの試合をズムスタでパブリックビューイングしても良いと思います。

Aスポンサー収入で稼ぐ
 正直言うと、@での稼ぎなんて微々たるもの。頼りにするべきなのはやはりスポンサー収入ではないでしょうか。次のようなものが考えられます。

・屋外広告物収入…例えば、カープ室内練習場の外壁。JRからも良く見えるし、広告のスペースとしては好物件でしょう。この外壁、広告で埋めたらどうでしょうか?
クリックすると元のサイズで表示します
(屋外広告物の規制に引っかかるでしょうかね?? 要調査です)

・ユニフォームへの広告…Jリーグのように、ユニフォームの胸の部分に広告載せれないでしょうか? 今は、「球団名」しか載せることが出来ない規定になっているそうですが、もう、そんなことを言っている場合ではないでしょう。
クリックすると元のサイズで表示します
(ソフトバンクホークスのユニ。「Softbank」というのは「球団名」であって、「広告」ではない。だからOKなのだそうです。どう見ても広告に見えるけど…。いっそのこと、広告を認めてくれれば良いのですが)

・球団名のネーミングライツ
 「福岡ソフトバンクホークス」とか「読売ジャイアンツ」とかと対等にやりあっていこうと思ったら、「広島東洋カープ」ではやはり限界があると思います。何も「親会社をつけろ」と言うのではなく、球団名に企業名を入れ、広告収入を手にすること。これまでの経緯を考えると、「広島マツダカープ」がやはり妥当かと考えます。(マツダも今大変なのはあるとしても)

 と言うことで、「カープ経営withコロナ」でした。(まあ、結局は、私が以前ここで書いたことを焼きまわしただけなのですが。) 結局は、興行収入とスポンサー収入を如何に確保するかと言うことですね。何とか、withコロナの経営戦略を確立して、数年後には日本一になるカープを見たいと思います。

 関連記事:カープは大丈夫か(2020年8月1日付)

(↓1日1クリックよろしくお願いします)




にほんブログ村 野球ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島(市)情報へ
にほんブログ村

2020/10/17 | 投稿者: らっち

 今、ヌマジ交通ミュージアム「マツダとひろしまの100年」という企画展が開催されています。
クリックすると元のサイズで表示します

 マツダが創立100年を迎えた、と言うことで、マツダと広島の歴史を振り返るという企画です。古い街並みの写真や、実車の展示がたくさんあり、これがなかなか面白いです。
 まあ、正直言うと、私はクルマにはあんまり興味がないのですが、マツダ、そして広島の街がどのように成長して来たか。それを知るにはピッタリの企画です。
 例えば、広島とマツダの関わりで外せないのがスポーツ。「広島カープ」が「広島東洋カープ」になった経緯とか、「東洋工業サッカー部」が「サンフレッチェ広島」になった経緯も正確に記載されており、必見ですね。
 今回は、この企画展を中心に、ヌマジ交通ミュージアムの写真をいくつか。
 まずは、展示してあったマツダ車いろいろ。私はクルマのこと良く分からないので、ノーコメントで行きます。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 …ただ、まあ、正直言うと、私は今のマツダの路線、あんまり好きではないのですよね…。マツダ車って、いずれの車も、みんな目つきが鋭くて、スッとしたカッコいいタイプの車ばかり。まあ、「男の子!」みたいな車ばっかりです。個人的には、もっと丸々っとした、mini cooperみたいな車(「女の子♬」みたいな車)が好きなのですけど…。
 まあ、マツダの企業規模では、「あれもこれも」とは行かなくて、こういう路線(男の子路線)で行かないといけないのは分かるのですけどね…。
クリックすると元のサイズで表示します
(私がつい最近まで乗っていたVERISA。マツダとしては珍しく、どことなくminiっぽいでしょ(笑)。またこんな車造ってくれないかな…)

 話が逸れました。続いて、このミのュージアム最大の売りの、パノラマフロア。「近未来都市!」って感じでカッコいいです。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 と言うことで、ヌマジ交通ミュージアムの企画展「マツダとひろしまの100年」のご紹介でした。なんか、11月22日には、ロードスターに関する講演会もある様子ですね。(こちらより。鯉党αさん、いかがでしょう?) 
 「広島の活性化」と言う面で考えたとき、マツダの存在はやはり偉大です。極端に言うと、もし、マツダがなければ、広島はとっくの昔に札仙広福から脱落していた可能性がある。どんな活性化の施策よりも、マツダ車が少しでも売れた方が地域活性化に繋がる可能性がある。そう考えると、やっぱりマツダを応援し続けないといけないですね。
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島(市)情報へ
にほんブログ村




2020/10/10 | 投稿者: らっち

 2019年度の広島レモンの生産量が過去最多となったとのこと。
クリックすると元のサイズで表示します
(中国新聞関連記事より(こちら))

 ただ、そもそもの話として、これまでの生産量の最多が2009年度、というのは少し不思議な感じがしますね。広島レモンがブレイクしたのはここ5〜6年の話、みたいな感覚があったので、生産量の最多が10年前、というのは少し違和感を感じます。
 そこで、少し調べてみると、私、10年前にこんなことを書いていますね。10年前は、「2015年度には8000トンの生産を見込む」と言っていたそうです。
 そんなことを言っていたものの、まあ、相手が農作物と言うこともあり、想定通りとは行かない、と言うことなのでしょう。予想を下回り、2019年度にようやく6465トン、と言うことなのだろうと思います。
 なので、JA広島果実連の「生産量を増やすとともに販売も強化する」というコメントも納得なのですが、レモンって、そんなに栽培して売れるものなのでしょうかね??

 …売れるのでしょう。中国新聞記事にもあった通り、2019年度は過去最大の生産があったにも関わらず値崩れしなかった。それは根強い需要に支えられたから、と言うこと。JA広島果実連が言う「まだ年間需要に供給が追いついていない。」のも納得です。
これは、完全に広島県のプロモーションの勝利ですね。「おしい!広島県」あたりから始まった大プロモーション。「広島レモン大使」だとか「瀬戸内ブランド」だとかを経て、一大ブランドを確立しました。ここ数年、農作物系でここまで成功したブランド商品は、全国的に見てもそうないのではないでしょうか? この辺りは、「さすが湯崎知事」と思いますね。
 レモンサワー専門店も人気あるみたいだし、広島レモンはまだまだ右肩上がりで成長していくのでしょう。今後の展開を期待したいと思います。
クリックすると元のサイズで表示します
(いつだったか、ekie1Fの「村上海賊」というお店で飲んだ広島レモンサワー。「どうやって飲めと言うんだ…」って思ったけど、ネットで検索してみると、こういう「レモンいっぱいの広島レモンサワー」って他の店でも多いみたいですね。流行りなのでしょうか? 映えるし、レモンがたくさん消費されるし、良いと思います♪)





にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島(市)情報へ
にほんブログ村




AutoPage最新お知らせ