かっぱ橋から浅草橋(浅草とは逆方向だヨ)までこんこんと歩きました。
これまた銭湯スタンプラリーの関係で、浅草橋の弁天湯さんへ。(そういえば最近の新宿探索の時も弁天湯でしたが、別の銭湯です。)
銭湯を見つけて、ビルだったのでにわかに落胆。
でも、本当に弁天様のほこらがあって、なんだか気になります。

スタンプの台紙を見た店主は「わざわざ中野から来てくれたの」と声をかけて下さいました。

そんな方だったので、帰りに、入口にある弁天様とのご関係をたずねてみました。
昔は弁天堂があったけれど関東大震災で焼けてしまった。再び立派なお堂を作ったが、今度は戦争で焼失。町内の人で守ってきたけれど行き場がなく、弁天湯という名前のここへ「引き取ってもらえないか」と相談されたとのこと。きっと、軽くはない決断だったことでしょう。
お礼を言って帰ると、下駄箱のところまでおじさんが追いかけて来て「お時間があれば、信号の向こうに、詳しく書いた説明があるから」と教えて下さいました。そのご親切を思って見に行くと、弁天湯に引き取られたいきさつ以外が書いてありました。
弁天様には「弁天湯をお守りください」と願って帰りました。

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