原郷、幻境、現況、
東京都現代美術館で横尾忠則さんの「GENKYO」を観てきました。

自分は熱狂的ファンではないのかもと思ってはいるものの、15、6才の頃から意識していて、一時はファンクラブにも入っていたし、著作も本棚に、一冊ではありません。やっぱり好きなのでしょう。
年代による作風の移りゆき、繰り返し登場するモチーフ、自分がリアルタイムで知ってるのはこの辺からだなと、いろいろ思いを巡らせつつ、呑み込まれていました。楽しんでいるつもりが、こわいのです。パワーがありすぎて。
さて、横尾忠則語録が一つ入っているという「金言おみぐじ」を買いました。

世紀の瞬間

未来でわかっていることは死だけだ。
過去でわかっていることも死だ。
生はこの瞬間だけで実にはかないものだ。

自分はわりと「先延ばし」しないタイプで、「今」を享受しているほうだと思います・・・ が、これといったことは何もしていない。

いいのです。コーヒーが美味しければ。
マグカップも買っちゃった。やっぱりファンですね。

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