写真、「タイルは何を見てきたの」
事務所棟の床が現物のタイル見本になっていました。これがメインの見どころです。

95年もの間、タイルはここで何を見てきたのだろう。
ずっしりした木の机の足が、それを踏んでいました。

それにしても、なんてモダンなデザインでしょう。
社章に近いデザインもありました。
レクチャーで教えていただいたのですが、タイルの裏には凹凸でトレードマークの型が作ってあります。

タイルが剥がれても、セメント側にどこの会社のものだったかわかる痕が残るのです。なーるほど。
こちらは釉薬が使ってあるタイル

私はこんな立派なやつより、古いたばこ屋に貼ってあるみたいな小さいのが好きだけど。
事務室の奥
その床も。
これいいねー

てか、私のうちみたい。
てきとうにはぐらかしつつ書きました。(真面目に書いたら読みたくないぐらい長くなっちゃう。)
ただただ、少しでも多くのものが救出され、記録が残されますようにと願っています。
最後にもう一度、気持ちばかりですが、救出のクラウドファンディング先を記しておきます。
https://sugiecrayworks.wixsite.com/tile

私は出逢いと別れが同時だったけど、ありがとう。

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