どうやら近頃知恵の輪がマイブームです。
でも私のことなんで毎度のキマグレです。
だからある意味ハマりつつ、ある意味ナオザリです。
出来るだけ安く楽しめればいいな、って程度です。

これは先日100円ショップで購入しました知恵の輪2つです。
一応レベルが書いてあって、左が★5つの上級者用。右が★3つの中級者用だそうです。
でもやっぱり100円なので、悲しい程簡単でした。
計8分で解けてしまいました。
しかもなぜか中級者用のが5分と多めに時間が掛かっている…。
知恵の輪に対する一応の私の美学としては、まず見かけが美しいこと。
チャラチャラと音が鳴れば完璧です。
そして解けないことがポイントです。
解けなくていい、とゆーより、解けないのがいいです。
解けないうちは、手元に残るのは謎な物体ってことになるっすから。
「ああ解けないなぁ」と思いつつ手で持て余しているのがステキです。
解けてしまうと解けた瞬間こそ嬉しいものの、そこにあるのは既に死んだ謎になっちゃうです。
謎ってのはまあ、世界のあちこちにイヤってくらいあるっすけど、知恵の輪の良いところは謎がそこで完結してるとこですよね。
必ず解けるってとこ。
そして「解くための材料が不足している」状況がないこと。
閉ざされた山荘、オムニバスの推理クイズ、それらに通じるトコロがあるよーなないよーな。
更に、解けたことが誰の目にも明らかであること。
「宇宙の真理」とか「魂と霊の存在」とかだと「解いた」と言ってる哲学者や宗教家な人もいないではないですが、ホントに解けてるのかどうか判別出来ないですから。
でもたまに思うです。
本当に真理が発見されたとすれば、それはきっと知恵の輪のように誰の目からも明らかなんじゃ〜ないかな、とか。
本当かどうかイマイチ判然としない胡散臭い回答は真理じゃないのではないかな、とか。
だからもしも本当に真理を見出した宗教があったとしたら、そもそも布教活動なんて必要がないものなんじゃないかな、とか。
いかんです。ちょっとタブーに触れてしまいました。
でも知恵の輪をいじくりながら、こーゆートリトメの無いことをボーっと考えている時間って大好きです。

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