女性登山家で医師でもある
「今井通子」のトイレに関するエッセイ
『マッターホルンの空中トイレ』を読みました。
誰もが避けたい話題だけど、避けることのできないトイレ問題について、豊富な経験をもとに綴られているエッセイです。
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大自然の中でも生理現象は待ってくれない!
ヨーロッパアルプスの名峰マッターホルンの山小屋には、標高4000メートルに浮かぶ空中トイレが存在した…!?
女性登山家として活躍した著者が、登山中や旅先で遭遇したいろいろなトイレ問題をユーモアたっぷりに紹介する異色エッセイ。
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「今井通子」さんって、本書を読むまで存じてなかったのですが、、、
女性としてはじめてマッターホルン(1967年7月19日)・アイガー(1969年8月15日)・グランドジョラス北壁(1971年7月17日)を制覇し、グランドジョラス山頂で
「高橋和之」と結婚、
カモシカ同人ダウラギリW峰遠征には医師として同行し、その後、冬のエベレストに夫婦でダブルアタックを試み話題になったが失敗、
1987年には朝鮮半島の最高峰白頭山に登頂、8000メートル峰のチョ・オユーに夫婦で遠征、
と、女性登山家として輝かしい経歴を持つ方でした。
そんな著者が真剣にトイレについて綴った一冊で、以下の構成となっています。
第一章 登山家のトイレ話
第二章 旅人のトイレ話
第三章 女性のトイレ話
写真やイラストを用いてわかりやすく説明してありましたが、、、
最も印象に残っているのは、本書のタイトルにもなっているヨーロッパアルプス三大峰のひとつマッターホルン… そのヘルンリ尾根(標高4,000メートル)にある空中トイレですね。
一度、使ってみたいものです。
その他にも、アイガー麓の草原の小川に作られた水洗トイレは爽快そうだし、ヒマラヤ山脈のダウラギリW峰の標高7,000メートルでの薄い空気・強風と闘いながらロープに頼りながら固い雪の斜面でのトイレには驚かされるし… と、なかなか興味深い内容でしたね。
トイレって、みんな、ついつい避けている話題ですが、それに対しキレイに明るく清く正しく楽しく向き合う姿勢は好感が持てました。
みんな排泄するのは、当たり前のことなんですもんね。

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