「野田知佑」のアウトドアエッセイ集
『南へ―新・放浪記 2』を読みました。
「星野道夫」作品に続いて、アウトドア生活を中心としたエッセイです。
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熊本、鹿児島、沖永良部、そして豪州、フィージーへ。
南へ惹かれるこの衝動はいったい何か?
円熟期に達した著者の心象風景を綴る
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1992年から1995年にかけて
『本の雑誌』に掲載されたエッセイをまとめた作品、、、
エッセイというよりは、放浪記と言った方がしっくりくる感じの作品です。
東京を飛び出し、地元熊本ではなく、自然が多く残っている鹿児島を拠点として、、、
国内外の川を中心としたアウトドア(放浪)生活と、河川開発(自然破壊)をストップさせるための社会活動について、持論が語られています。
川をカヌーで下るだけではなく、釣りをしたり、潜って魚を獲った経験から、自然が失われつつある様子がレポートされているので、説得力がありますよね。
自分勝手とも思える行動や、豪放で大胆な意見が率直に語られていることから、著者のことを快く感じていない人たちは少なくないでしょうが、豊かな日本の自然を残したいという気持ちには強く共感しました。
読んでいると、テントを持って野外に出かけたくなりましたねぇ。
本書に収録されている
『アラスカの日本人』の中では、アラスカに行き
「星野道夫」の結婚披露宴に出席したことが紹介してありました。
「星野道夫」とも交流があったんですねぇ。

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