「『新・刑事コロンボ/恋に落ちたコロンボ』 1993年アメリカ」
■映画・ドラマ
"COLUMBO: It's All In The Game "
先日、BS-TBSで放映していた
『新・刑事コロンボ/恋に落ちたコロンボ』を観ました。
-----story-------------
ロスの社交界では、
「ローレン・ステイトン」とギャンブラーの
「ニック・フランコ」との熱愛が噂されていた。
「ローレン」の屋敷でパーティが開催された夜、
「ニック」はポーカーの勝負を理由に中座し、
「リサ」という若い女性と会っていた。
やがて、
「リサ」とアパートに戻った
「ニック」はある女性に射殺される。
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刑事
「コロンボ」シリーズの第13シーズンの第62話にあたる作品です。
落ち着いて観れるシリーズ定番の倒叙作品… でも、エンディングで視聴者の知らなかった真相が明らかになり、
「コロンボ」が共犯者を許してしまうという、珍しい展開の物語でした。
ギャンブラーの
「ニック・フランコ」に弄ばれていた二人の女性
「ローレン・ステイトン」と
「リサ」は共謀し、
「ニック」の自宅で強盗に銃殺されたように見せかけて
「ニック」を殺害します、、、
状況証拠等から、
「ニック」は部屋に戻った直後に強盗と鉢合わせをして銃殺されたと思われましたが…
「コロンボ」は、冷蔵庫の氷が融けていたこと(停電になっていたことを示唆)や暖房が入っていたことから、強盗ではなく、別な人物が予め部屋に侵入していたのではないかと疑います。
「コロンボ」は、
「ローレン」に近付き、捜査を進めますが、、、
「ローレン」に誘惑され、徐々に心を許してしまいます… そして、
「ニック」の通話履歴から
「リサ」の存在に気付き、
「リサ」を事情聴取します。
「リサ」が警察に尋問されている姿を見た
「ローレン」は、いたたまれなくなり
「コロンボ」に真相を話します… 司法取引なんですかね、、、
「リサ」のことは不問にして
「ローレン」を逮捕…
「ローレン」と
「リサ」の関係(母子)や
「ニック」の悪事のことを考えると妥当な判断なのかな。
まぁ… 個人的には好きな終わり方でしたね。
本作品は、本シリーズで唯一、
「コロンボ」本人(=
「ピーター・フォーク」)が脚本を描いた作品のようですね、、、
それで、あんなに
「フェイ・ダナウェイ」との絡みが多かったのかな… と勘ぐってしまうようなシナリオでしたね。
-----staff/cast-------------
製作総指揮:ピーター・フォーク
製作:クリストファー・サイター
監督:ヴィンセント・マケヴィティ
撮影:ジョージ・コブラサ
音楽:ディック・デ・ベネディクティス
美術:ビル・ロス
衣装:ジャクリーン・セイント・アン
脚本:ピーター・フォーク
原案:リチャード・レヴィンソン
ウィリアム・リンク
出演:
ピーター・フォーク
フェイ・ダナウェイ
クラウディア・クリスチャン
アルマンド・プッチ
ビル・メイシー
ジョン・フィネガン
ダグ・シーハン
シェリー・モリソン

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