" Paris When It Sizzles "
先日、BS12で放映していた
『パリで一緒に』を観ました。
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永遠の妖精
「オードリー」!
世界の恋人ヘ
「プバーン」 パリ中のおしゃれと花と香水が
「オードリー」をつつみます 最高にステキなロマンティック・コメディ
ちょっとひねったシットコム(シチュエーション・コメディ)が得意な監督クワインと脚本の
「アクセルロッド」の共同製作で、
「デュヴィヴィエ」の
『アンリエットの巴里祭(原題: La Fête à Henriette)』を翻案したものの映画化。
二人の映画脚本家が共作するシナリオ通りに物語が進行していくという奇抜な構成で、
「オードリー」は二役を、
「ホールデン」は三役を楽しげにこなしている。
脚本家
「ベンスン(ホールデン)」が臨時秘書の
「ガブリエル(ヘプバーン)」にタイプさせたシナリオは、無名の新人俳優
「フィリップ(ホールデン二役)」が娘
「ギャビー」に恋をしており、パリ祭でのデートの約束をするが、急な撮影の仕事でそれをすっぽかすという内容。
ここまで読んだプロデューサーの
「つまらない、書き換えろ」の指示に彼は応じず、脚本は棚上げに。
別のライターの手が入り(それも清書するのは
「ガブリエル」の仕事)、国際警察に追われている
「リック(ホールデン三役)」という男が新たに
「ギャビー」の前に現われ、物語はロマンスから犯罪サスペンスへと変わってしまう……。
そうこうするうちに
「ベンスン」と
「ガブリエル」の恋も進展していくのは言わずもがなで、挿話が少し鈍重でいかにもこなれていないのに(
「オードリー」の美しさに免じて)目を瞑れば、まずまず楽しめる内容だ。
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『麗しのサブリナ』で共演した
「オードリー・ヘプバーン」と
「ウィリアム・ホールデン」が再び共演したロマンティック・コメディ作品…
「ジュリアン・デュヴィヴィエ監督」の1952年のフランスの映画
『アンリエットの巴里祭(原題: La Fête à Henriette)』のリメイク作品です。
脚本家
「ベンスン(ウィリアム・ホールデン)」はパリのホテルで新作映画のシナリオを執筆していた… 彼の友人
「マイヤハム(ノエル・カワード)」が金を出しており、期限はあと2日というのに脚本は1ページもできていない。
彼は
「ガブリエル(オードリー・ヘップバーン)」という若きタイピストを雇ったが、それは彼のシナリオにも良い結果を生んだ… シナリオは、、、
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「リック(ウィリアム・ホールデン)」という大盗賊が、俳優
「フィリップ(トニー・カーティス)」が
「ギャビー(オードリー・ヘップバーン)」とのデートをすっぽかしたため、
「ギャビー」を誘惑し、おとりにして警察の目をくらませ、大仕事をしようと企んだ… ところが、
「ギャビー」は実はパリの売春婦で、警察の手先になって
「リック」の行動を探っていたのだ、、、
それを知らない
「リック」は彼女を伴って撮影所に行き、大作フィルムを盗み出した。そして、
「リック」は彼女を警察のスパイと見抜き殺そうとしたが、、、
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シナリオの口述をここまで聞いた
「ガブリエル」は
「ベンスン」の人柄にひかれ、恋心を抱くようになった。
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「リック」は盗んだプリントで大金をゆするが失敗… そして
「ギャビー」は警官をだまして1室にとじこめ、2人は空港に逃げた、、、
「リック」が待たせてあった飛行機に乗ろうとしたとき、監禁された部屋から脱出、追って来た警官に撃たれ、
「ギャビー」の腕の中で死んだ。
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脚本は完成した… でも
「ガブリエル」は気に入らなかった。
脚本の中の
「リック」が
「ベンスン」に思えるからだ… 締め切りの日、
「ベンスン」が目を覚ますと
「ガブリエル」の姿がない、、、
街で
「ガブリエル」を見つけると、彼女の心を察した
「ベンスン」がハッピーエンドで終ることを約束した… そこには彼女の笑顔があった。
かなりハチャメチャなコメディ作品でしたね… まぁ、面白かったかな、、、
もう少し、スピード感のある展開の方がイイかなぁ… と思いましたね。
三枚目を演じていた
「フィリップ」役の
「トニー・カーティス」、
序盤にちょっとだけ登場する
「マレーネ・ディートリッヒ」が、意外と印象に残りましたね。
-----staff/cast-------------
製作:リチャード・クワイン
ジョージ・アクセルロッド
原作:ジュリアン・デュヴィヴィエ
アンリ・ジャンソン
脚本:ジョージ・アクセルロッド
撮影:チャールズ・ラング
音楽:ネルソン・リドル
出演:
ウィリアム・ホールデン
オードリー・ヘプバーン
トニー・カーティス
ノエル・カワード
マレーネ・ディートリッヒ

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