「『アイネクライネナハトムジーク』 2019年日本」
■映画・ドラマ
"アイネクライネナハトムジーク"
先日、嫁さんがDVDをレンタルしていた
『アイネクライネナハトムジーク』を観ました。
-----story-------------
ベストセラー作家
「伊坂幸太郎」の同名連作短編集を
『愛がなんだ』の
「今泉力哉」監督で映画化した恋愛群像劇。
偶然の出会いから始まった一組の男女の10年越しの恋の物語を軸に、様々な出会いをめぐって不器用ながらも愛おしい登場人物たちがささやかな奇跡に導かれて織りなす心温まる恋愛模様を綴る。
主演は
「三浦春馬」と
「多部未華子」。
共演に
「貫地谷しほり」、
「原田泰造」。
劇的な出会いを待つ会社員の
「佐藤」だったが、駅前で街頭アンケートに答えてくれた
「本間紗季」と恋に落ちる。
そんな
「佐藤」と大学時代からの友人
「織田一真」は、学生時代のマドンナ
「由美」を射止めた経験から、
「佐藤」に上から目線で恋愛論を熱く語る。
一方、
「佐藤」の職場の上司
「藤間」は愛する妻子に去られ、途方に暮れていた。
「由美」の同級生で出会いがないと嘆く美容師の
「美奈子」は、いつしか声しか知らない男に恋心を抱き始める。
10年後、
「佐藤」は付き合って10年になる
「紗季」にプロポーズをするのだったが…。
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「伊坂幸太郎」の原作
『アイネクライネナハトムジーク』を読んでいたので、物語の中に入り込みやすかったですね… 原作は、時間軸があちこち飛んじゃうので、人物相関がちょーっと分かりづらかったですが、映画の方は、観客がわかりやすいように工夫されている感じがしましたね。
仙台駅前にある大型ビジョンを望むペデストリアンデッキに、日本人初の世界ヘビー級王座を賭けたタイトルマッチを見る人が集まっていた… そんななか、街頭アンケートに立つマーケティングリサーチ会社勤務のサラリーマン
「佐藤(三浦春馬)」は、ふとギターの弾き語りを耳にする。歌に聴き入るリクルートスーツ姿の女性
「本間紗季(多部未華子)」と目が合った
「佐藤」は思い切って声をかけると、アンケートに協力してくれる、、、
「紗季」の手に書かれた
“シャンプー”の文字を思わず
「佐藤」が声に出すと、
「紗季」は微笑む… 元々劇的な
“出会い”を待つだけの
「佐藤」に、大学時代からの友人で、同級生の
「由美(森絵梨佳)」と結婚し、2人の子供たちと幸せな家庭を築いている
「織田一真(矢本悠馬)」は上から目線で出会いの極意を説く。
「佐藤」は職場の上司である
「藤間(原田泰造)」にも出会いについて相談するが、妻と娘に出て行かれたばかりの藤間は途方に暮れていた… 一方、
「佐藤」と同じく出会いのない毎日を送っていた由美の友人
「美奈子(貫地谷しほり)」は、美容室の常連客
「香澄(MEGUMI)」から紹介された、声しか知らない男に惹かれていた、、、
10年後、高校生になった田家の長女
「美緒(恒松祐里)」は、同級生の
「和人(萩原利久)」や
「亜美子(八木優希)」と一緒に変わらない日々を過ごしている…
「佐藤」は付き合い始めて10年になる
「紗季」にプロポーズするが……そして
「美奈子」の恋や、
「藤間」の人生は……?
終盤のボクシングのシーンが印象的でしたね… 観客席で枝を折り、その音が、その音を通じて気持ちが
「ウィンストン小野」に通じるシーンには思わず感動しちゃいましたね。
-----staff/cast-------------
監督:今泉力哉
製作:依田巽
畠中達郎
見城徹
佐竹一美
一力雅彦
佐藤吉雄
エグゼクティブプロデューサー:小竹里美
千葉伸大
プロデューサー:宇田川寧
遠藤日登思
松下剛
ラインプロデューサー:田口雄介
原作:伊坂幸太郎
『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎⽂庫)
脚本:鈴木謙一
撮影:月永雄太
美術:松本知恵
衣裳:田中亜由美
編集:相良直一郎
キャスティング:日比恵子
音響効果:勝亦さくら
音楽:斉藤和義
主題歌:斉藤和義
『小さな夜』
照明:藤井勇
録音:山本タカアキ
ヘアメイク:寺沢ルミ
VFXスーパーバイザー:小坂一順
スクリプター:大西暁子
ボクシング指導:松浦慎一郎
音楽コーディネート:杉田寿宏
制作担当:斉藤大和
助監督:中里洋一
出演:
三浦春馬 佐藤
多部未華子 本間紗季
貫地谷しほり 美奈子
原田泰造 藤間
矢本悠馬 織田一真
森絵梨佳 織田由美
恒松祐里 織田美緒
萩原利久 久留米和人
成田瑛基 ウィンストン小野
八木優希 亜美子
こだまたいち 斉藤さん
MEGUMI 板橋香澄
柳憂怜 久留米邦彦
濱田マリ 久留米マリ子
藤原季節 青年
中川翼 少年
祷キララ 女子高生
伊達みきお セコンド
富澤たけし セコンド

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