「『鬼平犯科帳3 第1話「鯉肝のお里」』 1991年日本」
■映画・ドラマ
"鬼平犯科帳3 第1話「鯉肝のお里」"
先日、時代劇専門チャネルで無料放映していた
『鬼平犯科帳3 第1話「鯉肝のお里」』を観ました。
-----story-------------
ある日、密偵の
「おまさ(梶芽衣子)」は、妙に金回りの良い
「お里(野川由美子)」という女を見かける。
「お里」は、無一文の荒物売りの若者に飯処でたらふく食わせてやったうえ、店に一両小判を置いていった。
その話を聞いた
「平蔵(中村吉右衛門)」は、
「お里」を女賊とにらみ、見張りをつけさせた。
「お里」は、義父であり、今は煙管職人として生計を立てている元盗賊
「長虫の松五郎(垂水悟郎)」の家に身を寄せ、男漁りと賭博に明け暮れる毎日を送っていた。
「松五郎」には足を洗ったと話していたが、実は
「お里」は、常陸から野州、上州を縄張りにしている大盗賊
「白根の三右衛門」一味の引き込み役だった。
「鯉肝」と異名を取る、その名の通り、煮ても焼いても食えない曲者だった。
やがて、
「松五郎」のもとに
「三右衛門」一味から連絡が入る。
「お里」を足抜けさせる代わりに、合鍵を作れと命じられる。
「松五郎」の住む長屋を見張っていた密偵
「相模の彦十(江戸家猫八)」と
「おまさ」は、
「松五郎」の家の異変に気づいていた。
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二代目
「中村吉右衛門」主演の
『鬼平犯科帳』の第3シリーズの第1話にあたる作品です。
盗賊
「白根の三右衛門」一味の引き込み女
「お里」は、一味から逃れてかつて盗賊だった義父
「長虫の松五郎」の家に住みついていた…
「お里」は、
「松五郎」から金を盗んでは男漁りと賭博に明け暮れる毎日だった、、、
「おまさ」は偶然に、飯処で
「お里」を目撃し、その豪遊ぶりに不審を抱く… やがて、
「三右衛門」一味が
「お里」を見つけ出し、盗みの話しを持ちかけてきた、断ればただでは済まない。
「平蔵」愛用の煙管は、この作品で
「長虫の松五郎」によって作られたんですねー
「お里」が忘れた煙管もそうですが、煙管が小道具として上手く使われていましたね、、、
「お里」には、あまり同情できなかったなー
-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎(文春文庫刊)
企画:市川久夫・鈴木哲夫
脚本:田坂啓
音楽:津島利章
監督:小野田嘉幹
プロデューサー:能村庸一・佐生哲雄
撮影:伊佐山巌
照明:中島利男
美術:倉橋利韶
録音:中路豊隆
編集:園井弘一
殺陣:宇仁貫三
キャスト:
長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
久栄 - 多岐川裕美
木村忠吾 - 尾美としのり
佐嶋忠介 - 高橋悦史
おまさ - 梶芽衣子
大滝の五郎蔵 - 綿引勝彦
相模の彦十 - 江戸家猫八
伊三次 - 三浦浩一
長虫の松五郎 - 垂水悟郎
岩吉 - 安藤一夫
大根屋 女房 - 石井富子
新助 - 山内としお
徳次郎 - 島英臣
鯉肝のお里 - 野川由美子

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