2018/1/2
年末年始の恒例の食べ物に、年越しソバと年始のおぞうにがある。
我が家でも、年末年始の区切りとして、この習慣を守っている。
子供時代、母親が自宅でソバ粉を捏ねて作っていた。
これが、最大のご馳走で、何倍もお代わりして食べていた。
また、年始用の餅も自宅で父と母が餅米を蒸して、臼と杵を用いて突いていた。
餅米を蒸した時、蒸し箱に残っている飯を食べたり、突き立ての餅を、そのまま食べるのも、なんとも言えない楽しみだった。
現在は、ソバも餅も自宅で作ることなく、店で買ってきて、味付けしたり、焼いたりするだけである。
時代の流れとは言え、寂しい感じもするが、合理化の波には逆らえない。
それでも、一応、恒例の年越しソバと年始のお雑煮を食べて、満足した我が家だ。

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