2006/7/15

強制給餌の方法・道具・コツ  飼育ノウハウ

シイちゃんの事もありましたので強制給餌のやり方です。

強制給餌はエサを食べず弱っていってるコミミに無理矢理ペットミルクを飲ませることです。
ストレスの元になるし、大変危険な作業で、やらずに済むのならばやらないほうがいい大変危険な方法です。
細心の注意を払い細かい作業を素早くしなければならないので大変神経を使います。
給餌をしたからといって絶対助かるという保証もありません。
ミルクの誤飲で死ぬ危険もあります。ただ持ち直す子も居ます。すべては飼い主の自己責任です。

よく考えて決めてください。

用意するもの
○デジタル計り
○小さいプラケース
○水でしめらせたティッシュ
○ミルクを入れた注射器
注射器、道具についてはここを見て下さい(リンク)
(大阪では梅田ホビットで購入しました。東急ハンズにもあるようです注射器取扱店

順番
部屋をとことん明るくします。手元が暗いとミスをしやすいからです。

1.患者となるコミミを水槽から取り出し、体重を計る
2.コミミを縦に持ち固定し、注射器から少しミルクを出してから口へ持っていき
口の端へミルクを付ける。
3.食べる気力のある子はここでモグモグと食べ始めます。
4.口の水滴がなくなる頃に新たに水滴(ミルク)を口につけます。
ここで注意する事ですが、口に注射器をつけたままミルクを直接飲ませないで下さい。大量に口に入り溺れ死ぬことになります。
コミミから離れたところでミルクを少し出し、それを素早く口元へもっていきます。その作業を繰り返します。
食べるペースがスローになるか暴れだすと一旦中止しプラケースに入れ休ませます。
ここで何ミリグラム飲ませたか確認します。
プラケースで休んでいる間コミミは毛繕いなどしてると思いますが、それが終了したらまた先ほどの作業を繰り返します。

注射器でミルクを飲ませているところ(動画)
与えるスピードと手順の目安としてください。動画ではコミミを寝かせてるように見えますが、縦に持っています。

どのくらいの量を飲ませるかですが、これはコミミの状態によります。
飲んでくれるまだ元気なコミミなら多めに与えてよいですが、かなり弱っている子に無理矢理飲ませるのは不可能でしょう。
だいたいの目安は0.3g体重が増えるくらいです。沢山食べてくれる子なら0.4g増えるくらい飲ませても大丈夫な場合もあります。
体力が無い子は0.1g増える程度しか飲んでくれない事も。
ミルクはほとんどが水分なので次回給餌する時に体重がある程度減っていますが、一番最初に計った体重より減っていなければよしとしてください。

先ほど「飲ませる時に注射器のメモリを見ながら与えてください」と書きましたが、これはあくまでも目安です。注射器を押しているとブチュっと沢山出てしまうことがありますが、メモリがわからなくなるからと無理矢理飲ませないでそれは一旦ティッシュで拭いて絞りなおしてください。
メモリを見るのはあくまでも目安です。
沢山飲ませすぎると水攻め拷問のようでコミミがかわいそうだし。
神経を使う作業なので、後どの位あげればいいかわからないと考えてしまうと作業が雑になってしまうのでそれを防止するためのものです。

最後にコミミの口元についたミルクを軽く拭き、体重を計り水槽に戻します。
次に給餌するときは水槽の中を見てフンの量、えさの殻(食べてるエサの量)をチェックします。
ミルクを飲んだ後は体が冷えやすいので、パネルヒーターで水槽の一部を暖める事をお忘れなく。
他にエサに野菜、剥きヒマワリのタネ、エゴマなど高カロリーなものを多めに混ぜてください。
コミミにはとにかく何か食べてもらってください。


給餌は1日2回やり短期で状態を上げるのが理想ですが、大変暴れる子、ストレスを受けやすい子などもいますので、その場合は1日1回のペースでやってみて様子を見るといいでしょう。
その子の状態にあわせ、柔軟に対応する事が大切です。

ミルクの作り方ですが、少量のお湯を入れミルクをスプーンで練ります。
その後少しずつお湯を足して溶かしていきます。ミルクの濃度は濃すぎず薄すぎず、濃いと食べにくく喉につまり薄いと水分ばかりで身にならないのです。
大変難しいですが何度か作ると大体の良い状態が分かると思いますの頑張ってみてください。
ミルク缶はコミミには大きいサイズがほとんどなので、ガンガン多めに作って少しだけ使うようにするとよいです。
コミミに飲ませる時は熱くないか確認してくださいね。

強制給餌をやるやらないの目安ですが、私の場合は
急激に短期間で体重が落ちた
体重が毎日減っていっている
コミミの体重が3g台になっている
(3g切ったらもうかなり危ないです)
他に毛並みが悪くなった、
グッタリしている、
目が開く事が無いなど

それらの状態を総合的に見て給餌をするかしないか決めています。

輸入が止まった今、いかに良い状態をキープしてやるかが今後の最大の課題になると思います。
早期発見、早期対処で必ず良くなると信じています。

給餌は絶対にしなくてはならないものではなく、このような方法もあり、やるならコツがあるという事を知っておいて欲しいと思い書いてみました。
砂浴び場の給餌方法のページも大変わかりやすいのでこちらも見ておいてください。

わからない事がありましたらメールかコメントください。

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