週刊ヤングジャンプ(40)BEST3
第一位:
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 赤坂アカ
間違いなく、今号の一位は、この『かぐ告』だ
私も含め、増刊で連載されていた頃から、この作品のファンである漫画読みは、アンケートの一位を、『かぐ告』にしたはずである
暴論かもしれないが、今回の内容にグッと来なかったら、ファン失格だ
この瞬間を読みたくて、『かぐ告』を読んでいた訳だが、実際、目の当たりにすると、更なる先も見せてくれ、と望んでしまう
第二位:
ゴールデンカムイ 野田サトル
『かぐ告』に差は、しっかりと付けられはしたが、YJを引っ張っていける作品である、と読み手に力強く示してくれるストーリーだったように思う
アシリパの事を思って、杉元は鶴見と手を組む決断を、自分の感情を殺して下そうとする。けれど、土壇場で、彼はその判断は、最良じゃない、とアシリパの覚悟が宿った目と攻撃姿勢で気付く
最初は、杉元とアシリパさんだけで、金塊探しを開始したんだ。単に、周りは敵だらけって状態に戻っただけ、何の問題もない
第三位:
スナックバス江 フォビドゥン澁川
掲載順こそ後ろだが、笑いの質は前回と同じくらいだろうか
良い小説を書くには、取材と資料集めが重要な訳だが、それをやっただけで満足しないように、気をつけている
同位:
バトゥーキ 迫稔雄
音楽でスタイルが変化する、ベタな設定だが、興奮度はシンプルに増す
狂暴っつーより、超実戦的なカポエイラを繰り出してくるメストレに、一里の力は届くんだろうか
今日の食事
朝食
トースト(イチゴジャム)、烏龍茶
昼食
おにぎり(塩昆布、肉そぼろ)、烏龍茶
夕食
焼肉丼、オクラと山芋の和え物、味噌汁(油揚げ、豆腐)、烏龍茶
今日、読んだ本
この最新刊を待っていましたよ、魔神先生!
やっと、見つけましたよ
何軒も書店を回ったんですが、どうにも、この『楽屋裏―講談社地獄篇―』が見つかりませんでした
ギリギリまで探して、手に入らなかったら、BE・LOVEのアンケート、それの感想を書く欄に、「小柳さん、見つからないんで、一冊、送ってください」と書いちゃうトコでした
まぁ、冗談はさておき、この『楽屋裏−講談社地獄篇−』も笑わせてもらいましたよ、魔神先生
ガッカリするほどの人間性が、全く変化しておらず、漫画家としても成長が見受けられないので、安心してしまったほどです
三十路も過ぎ、四十路になると、ますます、変態っぷりに磨きがかかっていました
暢気、そう表現していいレベルの仕事じゃないですねぇ、これは
凄いと思います、小柳さんは、何だかんだで、魔神先生と一緒に仕事が出来て、この人間性を許容し、苦労に耐えられているんですから
逝っちゃいますよ、普通の編集者の胃なら、魔神先生と仕事してたら
ちょっと残念だったのは、これで終わってしまっていること。まぁ、終わって当然だよな、と思うっちゃ思うんですが
読めなくなると寂しく感じるのは、漫画読みのエゴ
これから、漫画家を志す人たちに、「こういう漫画家にはなるまい」って決意を抱かせるためにも、どこかで、また、連載をスタートしてもらいたいとこです
折角なら、週刊ヤングジャンプで、連載してほしいですね。作品のレベル的には、『スナックバス江』に負けちゃいないと思うんで、フォビドゥン澁川先生と、見る価値はある殴り合いをしてくれそうじゃないですか
どの回も、ネタがヤバめで、魔神先生の変顔が、悪い意味で瞼の裏に焼き付いた
個人的に、第23話の「なぜ・・・・・・」が、特にツボだった。私も覚えがあるが、夢の中で、オバマ元大統領クラスの人間と会ってしまうと、起きた時、「何故?」と、自身の精神バランスが心配になる
この台詞を引用に選んだのは、この『楽屋裏−講談社地獄篇―』の中で、魔神先生が、一番に良い笑顔をしていたものなので
しかし、世の中、そう上手くはいかない、と思う
多分、コミックスを買ったのは、私だけじゃない。感想を書いている人が、他にいるか、その辺りは判らんが、絶対にいない、とも言い切れない
このコミックスの売り上げが、どのくらいになるか、素人の私には想像もつかないけど、まぁ、ニンテンドースイッチが手に入るくらいは稼げただろう
しかし、これまでの仕事っぷりと、小柳さんの性格を考えると、魔神先生がスイッチを取り上げられる可能性は高いんじゃないだろうか
そして、小柳さんによって没収されたスイッチは・・・・・・どうなるのかな
「コミックス出たら、スイッチ買えるじゃん?」(by魔神ぐり子先生) 123p

0