皆様、こんばんは。
クリスマスは楽しかったでしょうか?
私は仕事に励んでおりました。聞き苦しい言い訳をするつもりはないんですが、三十路を超えている社会人が、さすがに、クリスマスだからと言って、この年末に遊び惚けている訳には行かないんですよね。
もちろん、クリスマスを第一に考える事が悪い、とは言いません。私は仕事を優先した、それだけの話です。
今年も色々とありましたね。良い事も悪い事もあった一年でした。
まっこと情けない、とは自分でも思いますが、今年も、ただただ、自分の努力が足りず、小説家としてデビューする事が叶いませんでした。それだけが、今年で最も悔しい事です。
なので、来年も懲りずに、小説家デビューだけを目指し、努力を重ねていく所存でいます。
今年の日記は、本日で終了となります。来年最初の日記は、1月1日ですが、漫画の感想は1月9日になりますので、お楽しみに。
特撮の感想も、12月31日にアップしないので、ご了承ください。こちらは、12月7日が最初の更新になりますので、こちらもお楽しみに。
それでは、少しばかし早いですが、良いお年を。来年もよろしくお願いします。
今週の食事
12月20日(月)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(若菜若布、椎茸昆布)、烏龍茶
間食
芋けんぴ、烏龍茶
夕食
ごはん(オクラと山芋の和え物)、鰯の唐揚げ、サラダ、糠漬け(胡瓜、大根)、味噌汁(玉麩)、烏龍茶
12月21日(火)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(鮭、椎茸昆布)、烏龍茶
間食
おにぎり(焼肉・豚)、烏龍茶
夕食
ごはん(七味ナメ茸)、豚の角煮、生ハムサラダ、白菜の浅漬け、烏龍茶
12月22日(水)
朝食
バケット(イチゴジャム)、ミニホットドッグ×5、野菜ジュース
昼食
おにぎり(おかか昆布)、烏龍茶
間食
おにぎり(おかか)、烏龍茶
夕食
青椒肉絲丼、大根の煮物、烏龍茶
12月23日(木)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(鮭、おかか昆布)、烏龍茶
夕食
焼きそば、豚肉と大根の煮物、白菜の浅漬け、味噌汁(豆腐)、烏龍茶
12月24日(金)
朝食
バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース
昼食
おにぎり(塩昆布、豚カルビ)、烏龍茶
間食
黒糖芋けんぴ、烏龍茶
夕食
アイスバインサンド、スモークサーモンサンド、金時豆、茹でカリフラワー、レタス、白菜の浅漬け、味噌汁(白菜)、烏龍茶
12月25日(土)
朝食
お汁粉(餅×3)、烏龍茶
昼食
おにぎり(おかか昆布、豚カルビ)、烏龍茶
夕食
ごはん、寄せ鍋、烏龍茶
12月26日(日)
朝食
ごはん(七味ナメ茸)、烏龍茶
昼食
稲荷寿司、天ぷら饂飩(蓮根、薩摩芋)、烏龍茶
間食
塩芋けんぴ、烏龍茶
夕食
ごはん、鮭の紙包蒸し、豚しゃぶサラダ、金時豆、烏龍茶
今日、読んだ本
私が「佐渡攻め編」推しなのは、決して揺るがないのだけど、「小田原攻め編」もこれまた、嫌いじゃない。
この「小田原攻め編」が一番だ、と強く言うファンがいても、私はさほど驚かない。
初っ端から、真田幸村を登場させるってトコに魅力がある、と私は思う。
歴史には、悲運の将と言われる猛者が多くいるので、誰が一番ってのを決めるのは野暮だが、それでも、真田幸村は「悲運の将」ってイメージは、どうしても強くなる。
けど、そんな印象を、この『花の慶次‐雲のかなたに‐』で活躍する真田幸村には感じない。私だけかも知れないが、長渕剛さん似の見た目が、そう思わせるのだろうか。
一本気で心に「仁」と「義」が揃っている所も、彼を良い男と読み手に感じさせてくれる。若干、短気な部分もあるのかな、とは思うにしろ、ブチ切れる理由も外道が友の心を踏み躙った時に限るので、やっぱり、良い男だ、真田幸村は。
そんな真田幸村に、自分と同じ「いくさ人」の匂いを感じ取った前田慶次は、捨丸を助けられた恩を返すべく、彼と共に「小田原攻め」に参加する事に。
いきなり、戦いに入るのではなく、幸村の悲恋を描き、読み手のハートを揺さぶってくるのが、この『花の慶次‐雲のかなたに‐』の良さだ、と再認識したのは私だけじゃあるまい。
真田幸村の仲間と言ったら、やはり、猿飛佐助。その佐助の妹・沙霧さんと幸村の恋物語は悲しいものながらも、決して、暗くはない。万人受けするハッピーエンドではないからこそ、幸村を一人の男として成長させたのだろう。
友と認めた男の為にお節介を焼くのも、慶次の味なのだ。実際のとこ、彼自身も様々な女性と関わり合いを持ってきているもんなァ。愛とは何か、を多くのイイ女との恋を経て知っているからこそ、こんなにも器がデカいのか。
この台詞を引用に選んだのは、真田幸村が、どういう男か、武士か、そして、人間か、を如実に示しているな、と感じ取れるので。
極端であるのは否定できないが、他人の心の痛みを知り、そこに触れられた者が苦しむのを見ていられず、動いてしまう真っ直ぐさには好感が持てる。
そんな真田幸村だからこそ、歴史の波に揉まれ、非業の宿命を背負いながらも、己の思うがままに戦い、生き切ったんだろうな。
慶次が腰を上げるのも納得だ。
にしても、結構、強いな、真田幸村。
上条明峰先生の代表作『SAMURAI DEEPER KYO』に登場する真田幸村も、桁違いの強さだったけど、こっちも負けちゃいない。
「いいか、貴様ら。人間“ひと”には触れちゃならん傷みがあるんだ!! 其処に触れたら、後はもう命のやり取りしか残らんのだ!!」(by真田幸村)
もう一つ、この(11)で私の心に響いた名言を紹介したい。
女性は強い、とシンプルに思わせられた台詞だ、これは。
現代の、一握りの女性だけが持つ、本物の強さは、戦乱の世に生きていた沙霧さんのような心の強い女性から受け継がれてきているのだろうな。
普通は言えないぞ、こんな芯のある言葉。
この手の強い女性を煙たがる男は多いかもしれないが、やっぱり、私はカッコいい、と思う。
人間の強さ、ではなく、女性だからこその強さ、と言いたい、あえて。
死にたい訳じゃない。けれど、惚れた男を危機に晒してしまうのであれば、自分の命を犠牲にする、その覚悟が出来ている女性の輝きは、軟弱な私の目にはキツいぜ。
この甘さが、真田幸村の魅力とも言えるが、その長所が、好いた女を逆に傷付ける事に気付けなかった、この頃の彼は実に青い。
だが、今、幸村は心身ともに成長し、慶次たちのおかげで、自分が何を優先すべきなのか、沙霧にとっての本当の幸せ、を気付く事が出来た。
きっと、幸村ならば、慶次が心の中で諭した通り、自分の心と向き合って、決着をつける事が出来るだろう。
「手を離してほしかった・・・この戦国の世、女子“おなご”とて、殿方と同じように戦っております。足手まといになるくらいなら、死ね、といわれるが情でございます」(by沙霧)

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