ウルトラマンクロニクルD
第12話「新たなる試練」は、いつにも増して、私のテンションが爆高まった内容でしたね。もはや、ズルくね、とすら言いたい。
ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、そして、ロッソ、ブル、グリージョら、ニュージェネレーションズらの力と絆を結集させた強烈な一撃により、ついに爆散し、敗北したウルトラダークキラー。改めて言うが、決して、闇の力が光の力に劣っていた訳じゃない。ウルトラダークキラーが、ギンガたちの友情に勝てなかった、それだけの話だ。
しかし、実行犯であったウルトラダークキラーは倒せたが、彼を背後から操っていたウルトラマントレギアには、逃げられてしまったか。しみじみ思うが、このトレギアって奴は、ほんと、偏屈な野郎だな。実力そのものは高いのに、わざわざ、狡猾な策を弄して、光サイドにいるウルトラマンらを苦しめようとするんだから。骨の髄まで、ウルトラマンタロウヘの憎しみが染み込んでいるようである。
ウルトラダークキラーを倒した後の戦い、そのメインになるのは、ウルトラマントリガーに力の使い方を教える前の、つまりは、力の使い方を教わる側だった頃のウルトラマンリブット。自分を身を挺して助けてくれたウルトラマンマックスを救える力を付けるべく、彼が師事したのが、まさかのウルトラマンパワードとウルトラマングレート。私世代のウルトラマンファンからしたら、もう、大興奮の二人。しかも、私のお父さん世代を狙い撃ちにするかのように、ウルトラマン80まで参戦させるって攻め過ぎだわ。
にしたって、ラストで明らかになった、リクとペガの喧嘩の理由。これは、あんまりにも微笑ましいもんだから、つい、頭を抱えちゃいましたね。しょうもない理由で、また、喧嘩してるんだろう、とは思ってましたけど、予想以上に「アホか、こいつら」と言いたくなりました。どっちもどっちなんだから、さっさと仲直りをしなさい。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ドン11話「イヌのかくらん」は全体的にコミカルな感じを醸しつつも、終盤で観ていた者をゾッとさせてきましたね。
「獣人」の存在を極端に恐れているソノイは、情報が必要だ、と判断した様子。この辺りの冷静さは、さすがの一言ですね。脳人らが情報を求め、訪れたのが、桃井陣の元だったのはビックリでした。これ、今後、ドンブラザーズのメンバーと鉢合わせちゃう展開があったりするんですかね?
ソノイが警戒している「獣人」の影響をモロに受けていると思わしき敏腕刑事・狭山は、人間離れした身体能力で逃亡する翼を追い詰め、猫の折り紙を彼の口へ捻じ込みました。当然、翼は体調不良に陥ってしまい、助けを求めたのが、唯一の知り合いと言える雉野さんでした。翼が逃走者である事は知りながらも、弱気ながらも善人である雉野さんは見捨てられず、はるかちゃんと猿原さんの力を借りながら看病する事に。まぁ、途中で、戦いに出向いたせいで、滅茶苦茶な事になってましたが。
今回の手裏剣鬼との戦いで、やっと、はるかちゃんと猿原さんは、キジブラザーが雉野さんだ、と知り、雉野さんもサルブラザーとオニシスターが二人である事に気付きましたね。体調が復活し、戦いに参じたイヌブラザーの蹴りがキジブラザーにモロに入り、その拍子に舞い散った塩が手裏剣鬼の目を潰し、逆転の一手になるってのが、これまた、笑えました。
しっかし、まさか、翼の口の中から、猫の折り紙を引きずり出したのが、雉野さんの愛妻であるみほさんってのは、「おわっ」でしたね。しかも、みほさんの様子が完全に不気味で、なおかつ、鶴を折っている。こりゃ、完全に、「獣人」が憑いてるな・・・・・・
仮面ライダーリバイス
第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」は、終始、ハラハラさせられっぱなしでしたねェ。
改まって言う必要もないですけど、赤石、とことん、悪ですねぇ。ゲスな悪じゃなく、力技も小技も駆使してくる、中々に芯の通った悪だ、と私は思います。ここまで揺らがない悪だからこそ、赤石の野望を、仮面ライダーたちが、どう打ち砕くのか、を楽しみに出来ますよね。
そんな赤石の掌で踊らされまくりの大二、見ていると呆れを通り越し、もはや、不憫にすらなってきます。カゲロウを倒して、戦士としては成長しましたが、まだまだ、人間としては脆い。多分、根っこの部分に、兄である一輝に対するコンプレックスが残っているんでしょう。普段、そのコンプレックスと向き合う事で強さを生み出している大二ですけど、朱美さんがギフデモスになってしまい、なおかつ、赤石への怒りで、周りも自分も見えなくなってますね。この八方塞がり状態を、彼がどう突破するのか、期待ですね。
大二に劣らず、追い詰められていたのが、バイス。とは言え、ベイルから「悪魔らしく生きろ」と言われ、悩んでいたバイスは、一輝に、お前はお前だ、悪魔らしくじゃなく、バイスらしく、自分のやりたいようにすればいい、と諭された事で、目が覚めたようです。まぁ、ベイルの言葉を吹っ切ったくらいで勝てるようにはならない訳で、やはり、まだ、力の差は埋まり切りませんか。
今回のラストで、ピンチの一輝らを救ったのが、光の変身した仮面ライダーオーバーデモンズ。私個人の正直な気持ちを言わせてもらうと、「何故に、光が変身?」ですね。いや、光がさくらちゃんたちの為に何かをしたい、と思っているのは良いんですよ。ただ、デモンズドライバーを使っての変身じゃなくても良いのでは? せめて、リベラドライバーの色違いを使って変身すりゃ良かったのに。ちょっと冗談抜きで、ヒロミさんの再登場と再変身が待ち遠しい。

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