「レイバーフェスタ2009、++演劇・音楽編(1)」
人間らしく、デモ!
レイバーフェスタ2009、++演劇・音楽編(1)
−つくる、変える、楽しむ−
*もうだいぶ時間がたってしまったが、まとめないと・・・
日系ラテン労働者演劇「出稼ぎ移民・テオドロ ウアマン」
題名の「テオドロウアマン」とは主人公の名前。ペルーでは仕事がなく生活が極端に苦しい。ビザもとれない。そこで日系ということで日本に出稼ぎにくる移民は多い。しかし、日本では過酷な現実が待っていた。
日系ペルー人労働者らでつくるアマチュア劇団「セロ・ウアチパ」が公演。
通訳するのではなくて、一人がスペイン語を話し、相手が日本語で答えるという実験的演劇であるが、なんとなく雰囲気でわかってしまうところが面白い。最後のオチは入管に出頭することになるのだが結構深刻。切実に誰に対しても平等な世の中になってほしいと訴えて終わった。
フォルクローレ演奏と踊り(グループ「ルパイ」)
「花祭り」「珈琲ルンバ」など。どんなときでも皆さんと感動を分かち合えますように。グラシャス アミーゴ!! 歌い、奏で、さあいっしょに踊ろう。
会場に踊りの輪がひろがった。
レイバーソングをつくろう・歌おう
〜5分音楽一挙上演〜
司会:尾澤、ジョニーH
★今回の初めての企画、自分たちで歌をつくろう、プロじゃなくて自分らで・・。
どれも感心したが、圧巻だったのは 愛知からこられた板谷さんの「人生を返せ」、まさにわれわれの歌という感じで会場が唸っていた。 そしてコール佐藤さんの「非常勤ブルース」もやんやの喝采を受けていた。アルプス一万尺、俺は一月3万弱・・・
そして、井桁さんの沢田研二の替え歌「格差にシワ寄せ」が光っていた。
世直しサンバ 「月桃の花」歌舞団
ゆく 天羽賢治(日音協)
ウーマン・シャウト・メドレー The W-BAND(女性ユニオン東京&女性と貧困ネットワーク)
学習をたたえる 歌うはげましたい・自由の木
羞恥心がかわります 大西赤人(憲法寄席)
人生をかえせ 板谷信彦(氷河期ユニオン)
畑花菜のCity Rose 八重樫節子・川本真理(音楽ユニオン)
世界の迷惑・駐留米軍 寺尾そのみと神奈川シティユニオン
格差にシワ寄せ 井桁利昌
非常勤ブルース コール佐藤
反撃 労働者でよかったね ジョニーH
反撃 ノレの会
これが替え歌というものか、発表
★三木鶏郎の「これが自由というものか」の替え歌を募集した
賞をもらったのは、確か女性ばかりであった。
つづく

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