2005/10/3
「大学・職場の部のファンはここにもいますよ!」
harmonie
先日、全日本吹奏楽コンクール「中学校」「高等学校」部門が終了し、
今年のコンクールも、あとは「大学」「職場」「一般」部門を残すのみとなりました。
【大学の部】
10月22日(土)大阪国際会議場
【職場の部】【一般の部】
10月23日(日)大阪国際会議場
この日も仕事。
聴きには行けません。
当然、市販される実況録音盤に頼らざるを得ないわけですが、
な・ん・と!
今年の「大学」「職場」部門は「金賞受賞団体のみ収録」なのだそうです。
これまでも、ソニー時代1987年までは、
「大学」「職場」「一般」部門は金賞受賞団体の演奏のみが収録されていました。
それが、レコードからCDに替わった1988年(1987年は平行して発売)以降は、全部門全団体が収録されるようになり、1994年からは「中学」「高校」部門は金賞団体のみ課題曲も収録、発売がビクターに移った2000年からは全部門とも金賞受賞団体は課題曲も収録、となっていました。
ここにきて、時代に逆行して「大学」「職場」部門は「金賞受賞団体のみ収録」って、ちょっとがっかりです。
確かに、中学生・高校生の演奏は、
「うちの孫が〜」とか
「親戚の○○ちゃんが〜」とか
家族親戚も買うだろうから販売数も伸びるでしょうし、
企業戦略もあるのでしょう。
【追記2005/10/04 03:10】
今年は、中学・高校部門は「全団体の課題曲・自由曲を収録」のようなので、その点では評価できると思うんですよね。ただ、余計に「売れるものは作る、売れないものは作らない」的なイメージが強く出てしまった気がします。【追記ここまで】
「site BRASSMAN」さんも、「きたろーの日々雑感」さんもNAPPさんも書かれていますが、全国大会まで進んだ大人たちの演奏は、「銀賞」「銅賞」の演奏のなかにも音楽的に感銘度の高いものも多く、これを聴くことができるチャンスを減らしてしまうことはいかがなものかと。
たとえば、1985年の
♪ヒロイック・サガ(ジェイガー)近畿大学
♪祝典舞曲(保科洋)関西学院大学
の演奏などは、のちにブレーンからのレジェンダリーシリーズでCD化されましたが、なかなか聴く機会に恵まれずにいました。
(定期演奏会の実況録音LPを購入していましたが…。)
レコード会社はただ単に「売れるから」という理由でコンクール実況録音盤を発売しているのでしょうか?
よい演奏をたくさんの人たちに紹介する、という使命もあるように思うのですけど…。
全日本吹奏楽連盟のみなさんも、その辺りをレコード会社さんに突っ込んでいただきたいなァ、と思います。
キングレコードさんに直接メールしてもよいのですが、スパムメールのようになってしまって業務に差し障りがでてもなんでしょうから、トラックバック記事で意見を伝えてみませんか?
というわけで、同じようにお考えのかたや「いやいや金賞の演奏だけで十分でしょ」などご意見をお持ちのかたは、ぜひトラックバックを!
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投稿者:ogalyn
お!早くも大阪入りですか?羨ましいです〜★
投稿者:アイドル
そうなんだよねえ・・・。
職場や大学って全国津々浦々であんのよねえ。
自分も行きたかったから、
今年はどこでやるんだろ?って考えていたわ!
でもいつも中国大会銀賞どまりだったわ・・・。
悔しい!広大のばか!!