年の瀬の去る日に
キーレスをつけたのですが、課題がひとつ残されていました。
それは、リモコン内臓キーです。某社製のリモコン用キーにはALFA155の設定はないのです。

キーレス発注時にキーカットを頼んだら、ただのスペアキーが二本同胞されてました。つまりは自分でやれってこと。もっと言うなら基本セットの配線検査ツールは同胞されてなかった。つまり自分で何とかしろってこと。
masa☆にしおさんには、キーを作ってくれる素敵なお友達がいらっしゃるようです。私もそんな友達がいなかったか探してみましたが、どうやら地元の仲間内でそういうことをしそうなのは・・・
というわけで事務所で金鋸片手にゴリゴリすることにしました。
これが今年の仕事納め。
まずはスペアキーの握りを削り取ります。

そしていらんところを鋸で落とすのですが、途中までやって気づきました。
真ん中の穴ってなんですか。ここがリモコンと合体する要のはずだったのに・・・
というわけではじめの数分間を無駄に過ごしましたが、気を取り直してすっぱり穴の位置でキーを切りました。
リモコンの溝の幅に合うように上下を鑢でゴリゴリ。
ちょっと削っては合わせて、の繰り返しできちんとあわせます。
うん、ぴったりです。

このまま接着してなんちゃって仕様にしようかなと考えてました。

が、やっぱりちゃんとキーとして使えるようにすることにします。
接合部の形をとって、鋸と鑢を駆使して形を合わせます。

はい、ちゃんとはまりました。
この後、小さいネジを打ち込んで固定するのですが、あまりにぴったり作り過ぎたのでどんなに引っ張っても抜けなくなってしまいました。
ネジいらず。
ま、いいんですけどね。
ちゃんとジャックナイフみたいにチャカッとでてきますから。
でもがたが出て緩んだ頃にスペツナズナイフみたいに飛んでいく。
きっと飛んでいく。

(飛ばす前と飛ばした後の比較図)
ここまで一時間もかかりませんでした。
暇つぶしにはちょうどいい作業かもしれません。
キー作成がうまくいったのに気をよくして、自宅にもどってから二本目の作成もとりかかりました。
今度はキーのたてつけはがたがたで、リモコン本体も一部接着剤で着いています。
失敗の原因のほとんどは、夕方から摂取していたアルコールの効能で大胆なカットに及んだ挙句、リモコンを分解してみようと思い立ち実行してしまったことにあるのでしょう。
今年の仕事納めはこんな感じでした。

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