週初め、鈍行の列車で深夜まで日帰り出張、創作のペースが崩れた感が。
というより、夏にたてた予定では9月後半から、ゼノもーふ!制式版のテストプレイを冬コミに向けて始めているはずだった……! 遅れているというレベルじゃない。
漫画のネームは、おおむねクライマックス直前あたりで展開に悩んでいる。
●第21回エクリプス・フェイズ体験会
10月20日日曜、雨の中、EP体験会に参加させて頂きました。
今回は月面の植民都市にて、ファイアウォールの要請を受けて冒険。
月は古くから開発が進んでおり、地球が壊滅した現在、内惑星圏の中心的存在として栄えているそうです。
今回、冒険の舞台となったニュー・ヴァラナシは、月の南極にある都市・シャックルにある街で、インド文化の伝統が色濃い寺院都市でした。
内部には運河が流れ、ゾウや河イルカまでいるという。
未来SFの情景と伝統文化の描写が交錯する、魅力的な舞台です。
EPの追加設定集「サンワード」の記述によると、シャックルは月のハビタットに水を供給している重要な都市らしいです。惑星(衛星)ごとの特色だけでなく、その中でもさらに地域ごとの産業を設定してある緻密さが素晴らしい。
私は、ルナ・フライヤー義体の「月のハイパーエリート」を選択。
パールと命名。
ロール&ロール誌107号81ページに掲載されている通り、優雅な有翼の女性。羽根っ子クラスタ必見ですよ、ええ。
パールは、故郷であるニュー・ムンバイ市が核爆弾により蒸発した事件をトラウマとして抱え、エクスサージェント・ウィルスへの復讐心を燃やす女性。PTSDの症状を抑制するため、脳にイスラム導師の人格をインストール?しているという深みのあるキャラクターです。
今回は話の流れ上、この辺りの設定はロールプレイには反映させませんでした。イスラム教やインド文化の知識があればなあ、と勉強不足を痛感。ちょろちょろ本を読むのだけれど,中々ロールに反映させるまでには至らない。
エクリプス・フェイズは、現実の宗教や文化を下敷きにした未来世界が舞台なので、色々な国の人とプレイしたら一層、面白いかもしれない。サンプルPCの多くが複数の言語を操るのも、多文化主義的な宇宙時代を感じさせるリアリティがあります。
今回の仲間は、
火星のレンジャー・ジェーン、
知性化オウムのゾルバ、
スカムの用心棒お姉さんのケイ、
エクストロピアの密輸商ナーガ。
パールは月の支配階級の人物なので、Repを活用して情報を集めたり、
警官隊を動員してターゲットを追い詰めたりといった方向で活躍できました。
「情報保安技術」も習得しているので、敵のドローンを解析したりも。
地元の名士でありNPCの反応が好意的なので、交渉で動きやすかった。
反面、銃火にさらされると脆いので、戦闘中は「応援」やらハッキングを試みました。エクリプス・フェイズは行動の選択肢が幅広いので、装備やドローンも含めるとほとんどの場面で何かしら出来て楽しい。
知性化動物の人権をめぐる国際会議の開催が迫る中、とある人物を追って、
ヒンドゥーの寺院で聞き込みをしたり、ゾルバとともに空中から目標を追跡したり。
「ちょっと貴方、羽さわらせて」
「俺は中国産の鳥じゃない!」(パールの「興味:中国の鳥40%」のロールプレイ)
飛行できるので、味方地上部隊が怪しい施設に突入する際、上空で哨戒してドローンでサポート。ベトナム戦争っぽいですね(笑) PC同士、メッシュで常時通信できるので、情報の分断をロールプレイするストレスがなく、非常に快適です。
クライマックスでは、強力な敵キャラクターの描写や、月面でジェーンの狙撃を支援する場面が良かったです。
「狙撃ライフルであれを撃つ。可変弾を装填」
「風向きの弾道修正は考慮しなくていいわね」(応援+10%)
羽根があっても真空中では飛べない、これは新たな発見!(当たり前ではないか)
パールはプラズマ弾にまきこまれて行動不能になりましたが、運良く、一撃で蒸発はしませんでした(笑) 激しい戦闘でしたが、なんとか任務達成。
今回も楽しませて頂きました。皆様、どうもありがとうございました。
関係ないけど大分前に、うちの
お絵かき掲示板に描いた有翼むすめ
閑古鳥ないてるんで、お絵かき掲示板のほうもひとつよろしく…!
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偶然か、今年の秋は研究や創作方面で新たな活躍の場にうつる人が身近に何人かいて、刺激を受けている。かれらの活躍を祈りたい。
古今の芸術家などを見ていても、知的活動に年齢は関係ないようだ。むしろ経験を積むせいかどんどん上達する方が多い。私も、創作を頑張ろうと思う。
先日、パソコンの調子がおかしくなったので履歴などを掃除したところ、
クッキークリッカーの記録が全部消えてしまった……。

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