自分のライブが終わって、こんなに充実感を持ったのは始めてでした。
それがどこから来ているか、分からなかったのですが、一日経って 朝起きてみて、朝の光の中に見つけましたよ。
私はずっとクラシックを生で聴いて来て、語り尽くせないくらい沢山の感動を得てきました。
高校生の頃から、誰も一緒に行ってくれない時には、一人でもずっとずっと行ってきました。
そして、本当に沢山の感動を得て来たのです。
中には全身が鳥肌になるくらいの感動もあります。
そんなことを話しだしたら止まらないくらい!
でも、ジャズは余り聴いてこなかった。
それがいつも 私の負い目になっていました。
今回のライブはDUOと言うこともあるし、ピアニスト大石学さんが歌い手の息と合わせて演奏してくださるので、自分の中から湧き出るものをそのまま出して行けました。
そうです、思いっきり出せました。
そして一日経って、その思いっきり出したものがわたしの中に蓄積して来た、沢山の感動だったと感じたのです。
クラシックの世界での感動が大半ですが、その蓄積が私の歌になっていると感じたのは初めてです。
それが私に勇気をくれました。
嬉しいなあ〜〜。
ジャンルが違っていても、自分の中に蓄積しているものがわたしを支えていると感じられるなんて。
本当に嬉しいなあ。
そして、今、もう一つ感じているのです。
それを感じられるに至るまで、ご一緒してくださったミュージシャンの皆様への感謝です。
沢山のミュージシャンの皆さんとご一緒させて頂き、ライブを積み重ねたことが やっとわたしに勇気をくれるたと 感じられるようになりました。
皆様、本当に有り難うございます!!
また、こつこつと精進を重ねようと思います。
分かっていることがあるのです。
行きたい所があるのです。
遠くで光り輝き、決して人を迷わせることのない北極星が見えているのです。
そこに向かって歩むこと・・・・そのものに価値があるなあと思っているところです。

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