「しわしわの手でつるつるの祖母の餅」
こういうわかり易い言葉で、誰にでも分かるというのが川柳の良い所。
ぐっと来ますよね。
お孫さんの川柳のようですが、何歳くらいでしょうか?
小さな時からおばあちゃんが大好きだったのでしょうね。
そして、毎年、年末にはお正月様のお餅をついて皆で丸めていたのでしょう。
今回はふと おばあちゃんの手がもう「しわしわ」になっているのに気づきました。
そのことに驚き、胸がキュッとなります。
そして、それでもまだ お餅をつるつるに丸めるおばあちゃんの凄技に感動しています。
その作者と一緒に私もおばあちゃんに感動してしまいました。
私は俳句もこのように作りたい。
誰でもがわかるような言葉で、日々のちょっとした所にある驚きや 角度を変えることによってとても新鮮に見える日々を句にして行きたいのです。
それって難しいなあ。
センスの訓練が必要です。
日々の細やかな部分に気づくようなセンス。
それをわかり易い言葉で、瑞々しく表現するセンス。
「しわしわの手でつるつるの祖母の餅」
いいなあ〜〜。
きっと、幸せと感じることが増えると思うなあ、やっぱり。
皆さんも、俳句をやってみませんか?
自分一人ででもできますから。
そして、仲間ができたらもっと楽しい。
私は、今本当に仲間ができたことが嬉しいです。
その仲間の句に感動する時、それも又幸せ


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