久々に歩かなくちゃと思い、大阪城に行きました。
朝なのに、陽はまだ高くなく、こんなに影が長いです。
けれど、快晴で陽が明るく強く木々の間をすり抜けています。
写真よりももっと明るかったのになあ。
そして空気が澄んでいるのもわかり、歩きながらどんどん笑顔になりました。
気持ち良い
やっぱり、自然の力って素敵です。
一瞬で癒され、サポートされ、力が湧いてきますもんね。
カフェで、俳句を10句、絞り出しました。
最近、落ち着いた時間が取れず、作句できていなかったのです。
外を見ながら 「いい時間だなあ」とか「なんと素敵なんだろう」などと思いつつ・・・。
あら???
あんなところにヤギがいるみたいだけれど・・・・いつの間に?
カフェを出て近づいてみました。
保育園の先生が「白ヤギさんからお手紙ついた

」と歌っています。
「お手手噛まれるから 入れちゃダメ」などと言っています。
どうしてこんなところに突然ヤギが出現したのでしょう?
おやおや。
ヤギに雑草を食べさせて除去する実験中なのでした。
あんまり食べている様子、なかったけれどなあ〜〜。
でも、なんと素敵なアイデアでしょうか?
大した効果がなくても、大阪城公園にいろんな動物がいて、雑草を食べさせていたら・・・・と考えるとワクワク

しますでしょう?
大阪は「***ワースト一位」などと言われたり、カジノを誘致しようとしたり、なんだかぱっとしません。
テレビで見る大阪も、作られた大阪だしなあ・・・・・。
ヤギが雑草を除去している。
そんな大阪があったらすごく楽しい。
ゴミ問題なら大阪ですよ。というくらいになったらいいのになあ・・・・。
というのも、大阪の舞洲にあるゴミ焼却場がすごいらしいと知ったからです。
サスティナブルな社会を目指し、ここはいろいろな取り組みをしていると聞いています。
「人間の出したゴミをいかに自然に戻すか」
それに本気で取り組んでいる施設だったんですね。
まず、外観に驚きます。
おとぎの国とか美術館のようですから。
写真をお借りしましょう。

(ここを仕切っている大阪広域環境施設組合から借りました)
ゴミ焼却場に伴う偏見を覆そうとフンデルトヴァッサーさんという建築家にデザインを頼んだそうで、その心意気に拍手したいです。
外観もですが、そこには至るところに緑があり、遊歩道やせせらぎがあり、みんなが興味を持ったり、そこに集まりたくなる仕組みがたくさん用意されているようです。
そしてまた、処理したものを自然に返したり有効利用する試みがなされているというのが素敵ですよね。
私は未来を誇れるものにしようとした英断に心から拍手を送りたいです。
こういうのが私の中の「大阪」です。
先見の明があり、社会のためにそこに投資をする。
それが大阪人で、大阪の文化だと思っています。
カジノじゃないですわ〜〜〜。
このゴミ焼却場をなぜもっと、大阪以外の人、海外の人に紹介しないんだろう???
大阪の誇りなのに。
ただこの施設がというのじゃないのです。
時代を先取りした心意気のことを言っているのです。
これは コロナ後にはさらに評価されるようになっていくはずです。
そこに大阪城公園のヤギ

いいじゃないですか〜〜。
これが萎まない取り組みになることを祈っています。

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