昨日は友人の朗読会に行ってきました。
彼女は プロパノータという名前のついた楽器を使います。
プロパンガスのボンベを再利用した楽器です。
ホワンホワンと 優しい音がします。
彼女が朗読で選ぶお話は 今回小川未明・宮沢賢治・高村光太郎でした。
この頃の人たちは、家電もあまりなく自らなんでもしないといけない。
生活は過酷だったでしょうね。
でも、その分 自然の中に溶け込んで、色々なものを見て、聞いて、心の中に美しい記憶がたくさんたくさんあるのだと感じます。
丁寧に生きているなあ・・・。
それが言葉にも現れていました。
私たちも彼女の朗読で語られる世界で 心の中はすっかり美しいイメージでいっぱいになっていました。
ああ、「役に立たない地図」は この人たちにはなんと簡単で、当たり前のことだろう
そんなことを感じたので、来ている人たちに「役に立たない地図」の話を振ってみました。
お〜〜〜〜

みんな好反応。
ちょっと時間をもらって 色々お話をしました。
おかげで、やりたいことがさらにはっきりしてきました。
なので、「役に立たない地図」に載せる情報を整理してみました。
1。体験に基づく「レアな」情報
2。それを知ってもなんの役にも立たない情報
この二つの条件は 必須です。
3。季節とか、時間とか、気分で変化しても構わない。
つまり、その情報に誘われて行ってみても、絶対に同じ体験ができるかどうか全く分からないものでも、オッケー。
こんな感じです。
例えば、この地図に触発されて、どなたかが塀の外に「誰でも休んでいいベンチ」をおいてくれたとしましょう。
でも、日によって、時間によって、あるいは気分によって出たり出なかったり・・・・・それでいいと思うのです。
むしろ、「出てるかな〜?」と ドキドキを楽しんで欲しいです。
それにしても、思っていた以上に いい反応を見せてくれる人が多くて、本当に嬉しいです

小さな町で、これが実現できたらなあ。
作りたいなあ。

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