友人が桑名の出身で、子供の頃の楽しい行事を教えてくれました。
中秋の名月になると、子供たちは町内を回って玄関のブザーを鳴らして「お月見ちょうだい」と言います。
家の人は 用意していたお菓子を渡す・・・・という行事です。
楽しい

そうですね、ハロウインみたい。
彼女の話ではこの「お月見ちょうだい」にはじまり、運動会やクリスマスお正月、時には秋の遠足など、秋から冬にかけて楽しい行事がいっぱいあって、子供たちは忙しくワクワクしていたのだとか。
ネットで調べてみると
お月見泥棒というのが出てきました。
結構あちこちの地域で、お月見に楽しい行事としてやっていたみたいですね。
あるところでは 子供達が泥棒に扮してお菓子を盗みに来る。
家の人たちは盗みやすいように用意しておく・・・・というのもありました。
ウサギに扮して・・・・というのもありました。
こういう行事は子供たちが大好き。
だから、町内会とかでやってみたらどうかしら?
したくない家の人はブザーを押されるのは嫌でしょうから、「お月見ちょうだい」に参加したい家の人は 何らかの印をつけるということにしておけば問題なし。
ひょっとしたら一人暮らしの人は 子供たちが訪ねてくれるのが楽しみになるかもしれません。
そこから、「出会ったら挨拶する」ということになれば、交流はさらに広がり深まりますもんね。
今年はそんな「人との垣根を曖昧にする」というのをテーマに、情報を集めたりなんらかの活動ができたらいいなと思っています。
家の内と外が曖昧になること。
境界線が曖昧になること、角がなくなっていくこと。
それによって、人がつながっていく、そんなことを夢見ています。

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