昨夜は 大好きな小曽根真さんのソロコンサートに行ってきました。
う〜〜ん、本当に素晴らしい!
まず、そうっと置かれた第一音から 余りの美しさに涙が出そうになってしまいました。会場中が 心打たれたのが 空気で伝わってきます。
始めの第一音で 会場中が魅了されてしまいました!
昨年の11月12日のブログにも書いたのですが
最近は 結構あちらこちらで(海外でも)モーツアルトを始めとするクラシックを
オーケストラと競演なさったりしています。
ゲーリー・バートンという方と アルゼンチンに行って タンゴの録音もしたそうです。
そんな幅広い取り組み全てが 小曽根真さんの中で熟成してきているのが分かるようなコンサートでした。
9月の最新のアルバムタイトルは「フォーリング・イン・ラブ、アゲイン」
その中には ジョン・レノンの曲やピアソラの曲・ご自分の作られた曲があります。
また、インプロビゼーションという即興で弾いた曲が何曲か入っています。
コンサートでも何曲か弾かれました。
これが本当に良いのです。
クラシックの要素の強い音で始まったかと思うと 音の並びが刺激的に外れて行き
ハーモニーも又 それに更なる刺激を加えます。
かと思うと又美しい音に戻る・・・・変幻自在で
それらの音に私たちは ただただ酔うばかりです。
音が本当に美しい。
クラシックのピアノの方とは又違った美しさです。
一体この方は いくつの音色を持っているんでしょう!
メロディーやハーモニィだけでなく 音色が次々変化します。
それらが ピアノをたっぷり歌わせます。
コンサートの間 ずっと それらの音に乗っかって
私は ずっと頭の中で 即興のダンスを踊っていたのでした。

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