近くを台風4号が通過中
あまり影響はなさそうだが、雨がパラパラ
土壌能力覚醒技術の確立に頭を向けていると
突然シリコンのことが頭に浮かんできた。
半導体に使われるシリコンは純度が高く、製法も大変なのだが
実は酸化防止が大きな壁になっていた。
それを解決したのが酸化膜
そのことと土の酸化のことがだぶって浮かぶ。
土の中での酸化と還元の状態を考えると
いわゆる肥毒というものの正体はこの酸化膜にあたるのではないのか?
科学は推測からその正体を見つけだす方法が使われる。
その推測の段階であるのだが
トラクターで鋤いたあたりに肥毒と思われるものが存在する。
塩基が不活性化したもの・・・・
酸化してしまったものが集まった場所・・・・なのか?
そこにどんなメカニズムがあるのかを見つけださねばならない。
それをうまく処理してくれているのが土の緩衝作用であり
土壌菌の働きなのだろう・・
もしかしたら肥毒とは微量要素の倉庫になっているのではないのか?
過剰にあっては害をもたらすが
適当に存在すれば養分の供給源
今まで目の敵にしてきた肥毒とは
もしかしたらわずかに存在することが必要なのかも・・・
つまり
窒素や炭素の循環だけを見るだけではなく
微量要素の循環の一役を担っているのではないのか?と考えられないか・・
またまた新しい追及の課題
土は本当に難しいものだ。

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