「課題曲「ストレンジャー・イン・パラダイス」10/20 Vol.5」
SAX:課題曲
こんにちは。
次の課題曲はストレンジャー・イン・パラダイス。この曲でちょうど20曲中10曲目と折り返し地点ですね。
幅広いR&B、ジャズ、ブルースと幅広いヤマハのMy Repertoryですが、クラシックは無いねぇっと愚痴をこぼしてましたが、ありましたよ。陰に隠れててわかりませんでした。
それが、この「ストレンジャー・イン・パラダイス」であります。
原曲は、ボロディンのオペラ「イーゴリ公」からの「ダッタン人の踊り」をアレンジしたものです。ブロードウェイ・ミュージカル「キスメット」の中の曲として上演されましたその後、映画になったり’53年にトニー・ベネットで大ヒットしたり、ベンチャーズが演奏したりしていろんな人に取り上げられるようになったようです。
そのため、この曲がいったいだれの曲なのかよくわからない状態になったのかな?
アレキサンドル・ボロディン(1834〜1887):
ロシア人作曲家らしい。
オペラ「イーゴリ公」「ダッタン人の踊り」
12世紀のロシアの将軍「イーゴリ公」を主題にしたオペラ。ロシアに攻め込みイーゴリ公を捕虜にしたモンゴルの民族がダッタン人。捕虜になっても変わらないイーゴリ公のプライドの高さを気に入ったダッタン人が踊りを踊ってもてなしたというものらしいです。ボロディンていう人は忙しいかったのかオペラ「イーゴリ公」は未完で終わっているそうです。
ミュージカル「キスメット」Kesmet:
1911年に大ヒットしたブロードウェイミュージカル。1955年にMGMが映画化。使われている曲は、ボロディンの曲が使われていた。その中にストレンジャ〜も入っている。
トニー・ベネット:
50年代〜60年代に活躍したアメリカのジャズを得意とした歌手。今もばりばりの現役だそうだ。
ストレンジャー・イン・パラダイスの感想
聞いたことがあるような。。無いような。。実はよく知らない。。ダッタン人の踊りっていう題がついてるぐらいだからサンバのような熱い曲を連想したらそんなこともなくどちらかというと社交界のワルツのような曲調です。
得に難しい指使いがある訳でもなく、早いリズムな訳でもない。テンポは120ぐらい。割と高めの音がでてくるので音程をとるのが難しいぐらいかな。

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