鳥のエサに「むきエサ」と「皮付き」があるのは、ご存知ですか?
皮付きはエサの粒(ヒエ、粟など)の皮が付いてる状態で、インコたちはくちばしでつまんで、起用に皮を剥いて食べます。
むきエサは、皮が付いてないエサです。大体、離乳食を卒業して、若いインコに食べさせるのが、このむきエサなんですが。
我が家のインコ2羽は、もう立派な大人、いや、才蔵はもうおじいちゃんインコなんですが、皮付きのエサを与えています。
が。
この年末年始。カゴを置いている廊下が、やけに綺麗なので不思議に思っていました。いつもなら毎朝、飛び散ったエサの皮をほうきで掃くのが日課なんですが。
「最近、お行儀がいいな」
くらいにしか思っていなくて、それでも不思議で、何気にエサを覗いてみたら。
あら、これむきエサだわ。
これはエサを買ってきた当事者に聞くしかない。
「おかん。あのさ、才たちのエサが、むきエサなんだけど」
「えー、私皮付きのを買ってきたのよ?」
「でも、むきエサなんだって」
「うそだー」
「ホントだって。じゃあ、エサの袋見てみなよ」
「...あら、むきエサだわ」
「...道理で廊下が綺麗だと思った」
「ちゃんと食べてるかしら?」
まず才蔵のエサ入れを見る。一応、エサは減っている。家の才蔵は雑食なので(ホントはいけないんですよ!)、どんなエサが入っても、まず順応が早い。食べられればなんでもいいようだ。
次にアルカード(オカメ)のエサを見る。...あまり減ってない。ずっと皮付きのエサで慣れさせてきたから、むきエサは好みではないらしい。
「アルの食べっぷりは良くないね」
「じゃあ、今度の休みに皮付きのエサ、買い直してくる」
「なんでむきエサなんか、買ってきたの?」
「皮付きだと思ったんだもん!」
慌てて買うからこうなるんです。
アルには、もう少し我慢してもらいます。仕方が無い。しかし、エサが好みではないのがストレスなのか、また「紙破り」をしています...。ごめんね、アル。
明日まで我慢してもらって、土曜日に父が仕事が休みですから、その時に皮付きを買ってもらってください。
俺は土曜日はBLEACHライヴなので、買い物には同行出来ませんが。
母様、また「むきエサ」買ってこないでね。お願いします。

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