チームを見て欲しい。フィンケ監督のコメントを読んで欲しい。
マスコミのフィルタにかかった情報でなく、オフィシャルに発表されるコメントを直接読んで欲しい。
選手達のコメントに目を向けて欲しい。そして自分で判断して欲しい。
いまレッズサポーターに求められるのは正しく状況を把握し評価することだと思います。
フィンケ監督のコメントを切り貼りし、書きたい内容に脚色し報道するマスコミを通してではなく、
オフィシャルに発表される全文を読んで、冷静な目で、自分の力で “評価” して欲しいと思います。
なんでしょ。このフィンケ監督の周辺の騒がしさったら…
どうしてこうもマスコミから嫌われるのか、ここまで酷い報道の背景に思い当たるものがありません。
発言の一部を切り取り、意図した方向にフィンケ監督のイメージを誘導する報道、
自らの正当性を主張したいがために、協会会長を登場させる権威づけを図る姑息な手段、
以前は好意的に読んでいたのですが、あまりの偏向報道に、全ての記事に信憑性を感じなくなりました。
最近、レッズやフィンケ監督に対するネガティブキャンペーンは目に余ります。
報道という名をかりて報復、あるいは自らの武器であるペンで制裁報道を繰り返しているように思います。
何かトラブルがあったんでしたっけ…あー、あったような、なかったような…
一連の報道で、浦和レッズというクラブとしてマスコミ対策は必要だと感じますが、
それ以上に読み手である私たちが賢明であることが求められているのではないかと感じています。
今のところ一部を除いて大多数のレッズサポは冷静に記事を読み、自らの目で評価していると思います。
今季のレッズはフィンケ監督の会見を公式HPに全文掲載しています。
フィンケ監督の発言の “全て” を直接目にする機会が出来たことで、報道という名のフィルタを通さず、
監督のメッセージを直接受け取り、自分の感性で判断し、評価することが出来るようになりました。
チームの雰囲気、選手の様子、練習の内容は大原に行かなければ分かりません。
試合での選手の動き、サポーターの反応、試合後の様子はスタジアムに行かなければ分かりません。
フィンケ監督がどんな状況で、どんな口調で質問に答えているのかは、現場にいなければ分かりません。
闘莉王が記者にどんな質問をされ、どんな表情で応えているのかは、そこにいなければ分かりません。
何を報道し、何を報道しないのか、そしてそれをどう伝えるのか、
報道されないことがたくさんあることを、報道ではわからないことがあることを理解して欲しいです。
そして全体の一部でしかない報道も、記者、それを伝える報道機関の意図が介在しているのです。
見ず知らずの、どこの誰かも分からない記者の書いたものを、どうして無条件に信じられるのか。
どんな背景でその記事を書いているのか、どんな取材をしたのか、赤豆さんにはまったく分かりません。
レッズ好きですか?サッカー好きですか?フィンケ監督好きですか?日本好きですか?
私たちは記事を書いた記者のそんなことさえ知らないので、書かれた記事を読んでいるのです。
報道には必ず意図がある。意図がない報道なんてない。だからこそ自分で判断して欲しい。
レッズのサポーターには、報道よりも己の目を信じて欲しいし、自らの評価に自信を持って欲しいです。
報道に踊らされ、大切な真実が見えなくなることが一番愚かなことだと赤豆さんは思います。
マスコミは、浦和レッズではない。

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