山形から浦和に戻ったチームは、翌22日に筑波大学と非公開でトレーニングマッチを行いました。
リーグ戦が行われた翌日ですから、出場メンバーはここまで出場機会の少ない選手。
今季はサテライトリーグも開催されないので、控えメンバーのコンディション維持は大変です。
クラブがリーグ戦と同じタイミングでトレーニングマッチを組んでいかなければならない状況です。
トレーニングマッチでは、高原、高崎、元気、ホリ、堤、スピラがフル出場しています。
選手にとってはせっかく好調を維持していても、試合が出来ない状況は好ましくないと感じます。
常時に出場している選手と、同じサイクルで試合をこなし、来るべき機会に備えるのは大事だと思います。
試合じゃなきゃ分からないこともあるし、サッカー選手なので練習よりも試合がしたいに決まってます。
サテライトリーグだけでは足りないのは明らかでしたが、そもそも開催されないのは困ったものです。
それでいてJリーグではベストメンバー規定で、出場選手を制限していることには違和感を感じます。
シーズンを戦うのは11人だけではなく、浦和レッズに登録された全ての選手の力が必要だし、
彼らの力をアピールする場がないのは、Jリーグの大きな欠陥と言ってもいいんじゃないかと思います。
クラブが主導して試合を組むといっても、対戦相手としてレベルを求めるとおのずと限界があります。
プロの選手のトレーニングマッチですから、どんな相手でも良いということではないでしょう。
出来ればレベルの高いプロの選手同士でトレーニングマッチが出来ることが理想だと思います。
オフの時期であればチーム内でチームを分けて練習試合をすればレベルの問題は解決できるでしょう。
でも、シーズンが始まってしまうと、1週間に1試合の公式戦があるので、それも難しくなってきます。
選手が同じサイクルで試合をこなしていくというのは、チームにとって重要なことだと思います。
出場していない選手でも、その力が必要になるのは、1週間に1試合の公式戦の場になるのですから。
出来ることなら、試合に出場しない選手も、公式戦と同じ日に試合をするのが理想じゃないでしょうか。
これまで出場機会の少ない選手、出場機会のない選手は試合に出場している選手よりも大変です。
モチベーションを保ちつつ、コンディションを維持し、来るべきチャンスに力を発揮して欲しいです。
いまは出場機会に恵まれなくとも、その力が必要になるときは必ず来ると思います。
試合に出場している選手も、出場機会に恵まれない選手も、怪我で離脱している選手も、
2010年シーズンはまだ始まったばかり、浦和レッズに所属する選手たち全員で戦っていきましょう!
そのためにもクラブは、頑張っている選手に最大限のサポートをして欲しいです (*´∀`)

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