水曜日の試合から中2日。どんなに苦しくても試合日程は消化されます。
水曜日のナビスコ大宮戦は浦和レッズのサッカーの方向性が変わっていました。
先発した選手も、交代した選手も、これまでのペトロらしくない選手起用だったと思います。
これが柱谷GMを解任したことによる変化なのか、それともたまたまなのか。
ペトロはU22で離脱する元気、直輝は使って、主力のベテランを休ませただけかもしれません。
1トップには高崎でもランコでもなくセルだったので、あのようなサッカーになっただけなのかも。
それでも、浦和レッズにはまだいろいろな可能性があることが感じられた試合でした。
メンバーが欠け、清水戦ではナビスコ大宮戦と同じメンバーで戦うことはできませんが
先発でピッチに送り出される選手によって、残り9戦をどう戦う気なのか分かるかもしれません。
但し、9戦で4勝が必要な浦和レッズは、どんなサッカーであっても勝たなければなりません。
現在のチームを支えていた元気も、チームに流動性をもたらす直輝も、チームを離れました。
重荷であろうとも、辛かろうとも、泣こうが、喚こうが、戦える選手だけが頼りです。
清水も勝ち点33と決して安心できる勝ち点を得ているわけではありません。
それでも夏の移籍期間にユングベリを獲得するなど、しっかりとゴトビ監督を支えています。
普通のことが羨ましくなるほど、浦和レッズはどこに向かっているかさっぱり分かりません。
しかし、それでも残留のためには、浦和レッズは勝たなくてはなりません。
浦和レッズが個人を活かす組織ではなくても、選手が組織を活かす個人ではなくても、
誰が清水戦のピッチに立ったとしても、最終的に勝ち点3を得て浦和に帰ってきて欲しいです。
自分が出来ることは、ピッチの選手達に声援を送り、祈り、願うことしかできません。

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