さて、J1に残るための戦いが再開されます!
夢のようなファイナルの舞台も終わり、厳しい現実に正面から立ち向かっていきましょう。
再び国立に戻りこの悔しさを晴らすためにも、このままJ1から去るわけにはいかないのです。
来年のナビスコカップでは山田直輝がニューヒーロー賞を獲らなければならないですし…( ´ー`)
まずは、浦和レッズが置かれた現実を直視してみましょう。
レッズはリーグ戦4試合を残して、ここまで勝ち点32で15位の成績です。
すぐ下に迫る降格圏の甲府とは勝ち点差2、すぐ上の大宮とは勝ち点差3に位置付けており、
残り4試合の結果如何では、無念の降格もありうるし、まだ順位を上げる可能性も残しています。
最終節に大宮と甲府の対戦がありますので、最終節前には勝ち点差をつけて、
この2チームより上の順位で最終節を迎えるのが当面の目標ということになるでしょうか。
残留を決め落ち着いた気持ちで最終節を迎えたいというのが正直ないまの希望です。
浦和には残留を争う相手との対戦は残されていませんので、
もし順位を逆転されてしまうと、自力で残留圏に戻ってくることができません。
残り試合がどんどん少なくなる状況で、降格圏に落ちてしまうことは避けなければいけません。
次節、甲府が勝利してしまうと、引分け以上の成績が必要になってきますし、
甲府勝利、浦和引分けの結果であれば、その次の試合からは甲府が勝利してしまうと、
絶対に勝たなければいけない試合になってしまうというサバイバル状態に陥ってしまいます。
逆にいえば、甲府には自力で逆転するチャンスはありませんので、
レッズが勝ち続けていさせすれば、甲府の結果如何にかかわらず残留することが可能なのです。
勝ち続けることで、甲府と一緒に大宮や神戸の上の順位になることもあるかもしれません。
しかし、そう簡単にいかないのが残留争いの怖いところです。
火中の栗を拾ってくれた堀監督が使いたい選手が使えなくなる可能性が高いのです。
次節、磐田戦では啓太が警告の累積で、直輝がナビ決勝の退場で出場停止。
更に直輝はオリンピック代表で2試合レッズの試合には出場出来ない可能性があります。
オリンピック代表ということであれば、堀監督になってCBで出場を続ける水輝も同じです。
同じCBのスピラがカードを貰ってしまうと2試合の出場停止となってしまい、
残り4試合の中で、水輝もスピラも出場出来ない試合ができてしまうかもしれないのです。
クラブがペトロを解任し、堀新監督を迎える決断をしたのはタイミングは最悪でした。
横浜戦の2日前、何をどうしろというのか、という時間しか堀には与えられませんでした。
絶妙のタイミングで監督交代をしたわではなく、責任をペトロに背負わせただけのものでした。
解任を決断するのならばもっと早いタイミングで、堀監督の戦術が浸透する時間が欲しかった。
幸いにして横浜戦には勝利することが出来ましたが、堀新監督と選手の頑張りがあったからであり、
無能なフロントの失策をカバーしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
その後もナビスコ決勝という勝っても、負けても精神的にタフな試合があり、
中4日で再開されるリーグ戦に臨まなければいけないという厳しい日程にさらされているのです。
その間にライバルチームは休養十分で、戦術の確認など残留争いに向けた準備に余念はありません。
戦術を浸透させ成熟させる時間もなく、堀監督を知るユース組を中心にメンバーを組み、
なんとか乗り越えてきましたが、残り4試合にはそれさえも許さない逆風が吹き荒れています。
慣れない残留争いで、選手の精神力も消耗していると思われ残留に向けて黄色信号が点っています。
いま浦和レッズにとって、ポジティブな要素はとても少ないのです。
満員のナビスコ決勝を戦った経験と、そこで味わった大きな悔しさをチカラに出来るか。
もう堀監督と選手達に全てを託すしか残された道はないのです。
厳しい残留争いの中に身を置き、苦しみもがいている選手に自分が出来ることはただひとつ。
それは、やっぱり応援することだけなのです。諦めていないサポがここにいることを伝えることだけです。
試合中はスタジアムで戦う浦和レッズの選手たちにとって、一番の味方でいることしかありません。
残された4試合を楽しみたいと思っています。選手のプレーに一喜一憂したいと思います。
諦めず、勝利を目指して、浦和レッズのため戦う選手を信じて、赤豆さんは応援するだけです。
勝っても、負けても、引き分けても、自分は楽しんでスタジアムに足を運びたいです。
そうすることが自分にとっての “悪あがき” なんじゃないかと思っています。
全ての選手が仲間の鼓動を感じ、サッカーが出来る幸せと楽しみを感じてプレーして欲しいです。
ひとりでも多くの選手の笑顔に、もっともっと多くの仲間の笑顔に会いたいと思っています。
もう堀監督と選手たちに託すしかありません。ならば楽しいことだけを想像しておきます。
試合が終わって選手が笑顔で自分たちのところに来てくれるのを楽しみにしています (=´ー`)

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