浦和の連続無失点記録は7試合、連勝も4でストップしてしまいました (´・ω・`)ショボーン
引き気味に構え、虎視眈々とカウンターを狙う鹿島相手に幸先よく先制はしたものの、
柏木の縦パスをカットされ、カウンターから失点を喫し、浦和の無失点記録はストップしました。
いつかは止まる連続無失点記録でしたが、その後は鹿島に得点を許さなかったことは次に繋がります。
これまではこの展開は確実に負けパターンでしたが、負けなかったのは成長の証かも (=´ー`)
後半は鹿島に何度も決定機を作られ、相手のミスや西川の攻守でなんとか凌ぎきりました。
ただ、浦和にも決定機はありましたが、柏木や関口が決めていればという試合でもあったと思います。
ほんの少しの差で勝っていたかもしれないし、負けていたかもしれない試合だったと感じます。
もちろん勝ってみんなで “We are Diamonds” を唄えれば良かったと思いますが、
記録は止められたあとにボロボロにならずに、勝ち点1を得られたのは悪い結果ではないと思います。
少なくとも浦和は、追ってくる鹿島に勝ち点差を縮められることはありませんでした ( ´ー`)
梅雨明けの日本の夏を舐めてはいけません。厳しいコンディションでした。
誰がこんな暑い時期に3連戦なんて日程を組んだんだ!と文句も言いたくなります (´・ω・`)
試合前には南広場を突風が襲ったりとか… ((ノ;´・ω)ノ
遠方アウェイで蒸し暑かった徳島帰り、さらに酷暑が続く3連戦の3戦目。
浦和にとっては、勝っても、負けてもおかしくない、難しい試合だったと思います。
ここのところ調子が良くないように見えた鹿島でしたが、浦和相手になると別のチームになります。
ワールドカップ帰りの西村主審だったし… (´・ω・`)
最近は鹿島との相性もよく、今日も勝てると信じて埼スタに向かいました。
連続無失点試合を継続中の浦和は、変に無失点を意識しなければいいなぁ…と思いつつも、
こんな経験もなかかか出来ないので、無失点に拘るような試合運びもありかなぁ〜と思っていました。
どんな戦い方を選択したとしても、赤豆さんは浦和レッズを見守ろうと思っておりました ( ´ー`)
疲労を考慮してか、このタイミングで関根が右サイドでリーグ戦初先発 ( ´ー`)
関根を活かすためか、青木の疲労を考慮してか、久しぶりに啓太がボランチで先発しました。
ミシャ流 『日本の厳しい夏対策』 だったのかなぁ〜と思いますが、
徳島戦でやろうかなぁ〜と思っても万が一のことがあれば一気に周囲が騒ぎだしましから、
今後のことを考えれば、試すのは負けても順位を落とすことがないこのタイミングだったのかも。
さらに、浦和は元気移籍の影響を、最小限に食い止める方法を模索中なのかなぁ…と感じました。
鹿島はブロックを作って自陣に引いて守り、浦和の縦パスを奪ってのカウンター狙い。
興梠、柏木、梅崎には、ガッチリとマークがついて自由にプレーはさせてはくれませんでした。
ボールをキープする浦和は、後方の那須、阿部、啓太から落ち着いてボールを回し、
関根、宇賀神を走らせ、森脇、槙野も絡んで両サイドを中心に鹿島守備陣に揺さぶりをかけます。
中央を固められたこともあって、初先発の関根を意識的に活かそうとする攻撃が何度も見られました。
これまで終盤に登場しスタジアムを沸かせてきた関根も、一気に相手を振り切ることが出来ず、
逆サイドの宇賀神も連戦の疲れからか思うようなプレーがなかなか出来なかったように感じました。
鹿島のカウンター狙いは明らかでしたが、槙野、森脇を絡めリスクを冒さしての攻撃が続きました。
初先発の関根でしたが、相手が疲れていない状態での出場でいろいろと感じたと思います。
関根にとってこの初先発は思った以上に自分のプレーが出来なかったと感じたかもしれません。
しかし、このタイミングでリーグ戦に先発したという経験がなによりも財産になったと思います。
そしてそれこそがこれからの浦和レッズにとっては必要なことのように思います。
一方で、関根が先発してしまうと、すーぱーサブ的選手がいなくなちゃう…とも思いましたが。。
このあたりは元気が移籍してしまったことで、浦和が克服しなければいけない課題なのだと思います。
いまや浦和の攻撃の命運を握っているといっても過言ではない興梠も苦しんだと思います。
さすがに古巣だけあって、徹底的にマークされた興梠は終始苦しいプレーが続いたと思います。
前の3人を押さえられ、少し攻め倦んでいた浦和でしたが焦らず、鹿島の綻びを探していたと思います。
それでも、先制点は興梠が絡んだ攻撃で得たCKの流れからでした ( ´ー`)ノ
サイドからカットインした森脇から中央の梅崎へ。梅崎はゴール前で体を張る興梠にパス。
興梠が懸命に繋いだボールを走り込んだ柏木が合わせますが、シュートはDFに当ってゴールならず。
しかし、このプレーで得たCKのこぼれ球を、興梠が押し込んで浦和が先制しました ヾ(*´∀`*)ノ
虎視眈々とカウンターを狙い、引いて守る鹿島相手にあの手この手と攻め倦んでいただけに、
鹿島が自ら攻めなければいけない状況を作る先制点で、浦和有利に試合が動くと思われたのですが…。
しかし、今季の浦和らしくない失点で鹿島に同点に追いつかれてしまいました (;´ー`)
柏木の縦パスがカウンター狙いの鹿島の網にかかると、ダヴィ選手→柴崎選手と繋がれてしまい、
西川と1対1になった柴崎選手に決められ、連続無失点の守備を破られてしまいました (´つω・`)
ダヴィ選手のパスをバランスを崩してパスカットしようとした那須の足を掠めて、
右サイドを駆け抜けた柴崎選手にボールが渡った時点で完全に西川との1対1の場面を作られました。
落ち着いて西川の動きを見極め、ネットの上を突き破るようなシュートは止められませんでした。。
リードしている状況で無理をする展開ではなく、今季の浦和にはないような失点だったと思います。
こうなると、ここからアレヨアレヨと連続失点を喫して敗北を喫してしまうのが常だったのですが…。
赤豆さんの心は穏やかではありませんでしたが、失点後も西川は落ち着いていました ( ´ー`)
その後はほぼ互角の展開で、一進一退の攻防。どちらも決め手を欠く我慢の時間が続きました。
厳しいマークにあった興梠でしたが、鹿島守備陣に完全に抑え込まれたわけではなく、
前半終了間際にはゴール前でワンタッチで柏木に繋いだりと決定的な仕事は出来ていたと思います。
あとはその決定機を仲間が決めることが出来るのかどうかということだと思いました ( ´ー`)
もちろん、興梠自身は自分のプレーに物足りなさを感じ、納得はしていないと思いますが…。
後半に入ると浦和に決定機はほとんどなく、ほぼ鹿島のやりたいサッカーだったと思います。
攻守の切り替えでも鹿島に軍配が上がり、何度もカウンターから決定機を作られてしまいました。
鹿島は西村主審の癖を見抜いたか、浦和は危険な位置でのセットプレーを何度も与えてしまいました。
決定機の数では鹿島が圧倒しており、シュート精度が普通だったらやられていたかもしれません。
枠を捉えたシュートは西川の攻守に救われることが何度もあり、試合の主導権を握れませんでした。
浦和は疲れの見え始めた関根と梅崎に代えて関口と李をピッチに送りました。
ただ連戦の影響からか、チーム全体に疲労が見えフレッシュな関口に活路を見出すしかない状況。
李は…。うーん、何というか、悩んでいるなぁ〜という感じだったかと思います (;´ー`)
先発で出場出来なくなり、途中交代でも結果がでないことで李には焦燥感があると感じました。
チーム戦術とは無関係に自分勝手なポジショニングになっていたような気がしてとても気になります。
元気が移籍した中で、李が復調することが必要なことだと思うだけに乗越えて欲しいです ( ´ー`)
李自身が何を要求され、何をチームにもたらすことができるのかをもう一度考えて欲しいなぁ…。
後半唯一の決定機は、森脇のクロスを李が落としたところに走り込んできた関口が…。
これは決めなければぁ…。゚ヾ(´A`)ノ゚。 という絶好機でしたがシュートは枠外で得点ならず。
後半はまったく攻撃の形が出来ていなかったとはいえ、関口にとっても悔しすぎるシュートでした。
結局、試合はこのまま両チームとも追加点は奪えず引分けに終わりました。゜゜(´□`。)°゜。
浦和にとっては、勝っても、負けてもおかしくない、難しい試合で引分けも止む無しでした。
西川の攻守がなければ負けていた可能性が高かく、勝ち点1を拾った試合だったかもしれません。
これで連続無失点の記録は途絶え、中断前からの連勝も止まりました。
しかし、リーグ戦を半分終え浦和は2位鳥栖に勝ち点差2の首位に立っています ( ´ー`)
先制したあとすぐに追いつかれてしまったことは残念でしたが、
その後、失点を繰り返すことがなかったことは、昨年の浦和レッズよりも強くなった証拠です。
勝てなかったことを嘆くよりも、負けなかったことを讃えたいといまは感じています。
ワールドカップも終わり、梅雨も明け、浦和の熱い夏は始まったばかりです (=´ー`)ノ
2014Jリーグ DIVISION1 第17節
浦和レッズ 1−1(前半1−1) 鹿島アントラーズ
主審:西村雄一
得点者:20分 興梠、30分 柴崎(鹿島)
2014年7月27日(日) 18:04 KICK OFF 埼玉スタジアム 入場者:39,205人
■ 2014 Jリーグディビジョン1 第17節 (REDS公式)
■ 14.07.27 一進一退のゲームをドロー、首位でリーグ折り返しへ (REDS公式)

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