4点獲っても勝てなかったFC東京戦をうけてのさいたまダービーです (=´ー`)
次から次に訪れる絶好機を外しまくりましたが、終わってみれば4−0の圧勝でした。
GGRに “LAST” と煽られていたさいたまダービーですが、ほんとに最後になるかも… (;´ー`)
序盤から攻守に精彩を欠く大宮を圧倒し、人もボールも動く浦和のサッカー全開な試合でした。
どんなに調子が悪くてもダービーだけは目の色を変えて別のチームに変貌する大宮でしたが、
今季はこのまま降格の道を歩むのか、前回の対戦同様に何をしたいのかよくわかりませんでした。
大宮の布陣は4バックだったのかなぁ…。和田選手が柏木にべったりで、柏木が前にでると5バック。
前回の対戦同様に前からはあまり圧力を掛けて来くるわけでもなく歯応えのない相手だったと思います。
前半は無失点で凌いでというプランで、自分からは攻めない作戦だったと思うのですが、
そもそも自分たちの形がない上に、普段やったことがないことをやってる感がタップリで、
ピッチ上で右往左往する大宮を見ているとどうみても浦和の攻撃を凌ぎ切れるとは思えませんでした。
やっぱりというか、案の定というか、序盤から浦和が圧倒的な攻撃力で大宮を圧倒しました。
平川のクロスに興梠ヘッドの場面を皮切りに、裏に抜けた宇賀神から興梠が合わせ切れなかった場面、
阿部ちゃんのパスから柏木が切り返して切り返して枠外だった場面、梅崎のミドルシュートなど、
どれもこれも決まっていても何らおかしくないような絶好機が何度も何度も訪れます (=´ー`)
どれも決められなかった浦和が悪いだけで、大宮が守ったという場面は実に少なく、
このままの戦い方を続けるのであればいつかは浦和が得点することが出来るだろうと確信できました。
守れないのに守る戦術を執るよりは、玉砕覚悟の撃ち合いを挑んだ方が可能性はあっただろうなぁ。
結果的に大宮の戦術はまったく嵌らず、浦和の選手は実に気持ち良くサッカーが出来たと思います。
それでもあまりにも決めきれないと嫌な空気が流れてポコッとやられることもあるんですけど (;´ー`)
攻めに攻めまくった浦和の先制点は、前半33分にようやく入りました。
啓太から左の宇賀神に大きく展開。興梠を狙ったクロスは後ろから滑り込んだ梅崎がインターセプト。
興梠が撃つと思っていたか、GK北野選手のタイミングを外しゴールに吸い込まれました ヾ(*´∀`*)ノ
いやーサッカーの神様が怒りだす前に先制点が獲れて正直ホッとしました ヾ( ̄o ̄〃)ゞ
浦和は宇賀神が裏に抜けたり、中に切れ込んだりと縦横無尽に動き回り、
それに連動した形で興梠、柏木、梅崎の前線の選手は、混乱する大宮守備の綻びをついていました。
また、那須や啓太も大宮が獲りにこないと見るや、ドリブルでぽっかり空いたスペースに突進。
前の選手をマークしていると後ろから選手が湧いてくるので、大宮はさらに混乱をきたしていました。
今季の浦和は先制してもなかなか追加点が獲れず苦しむことが多かったのですが、
おっとり刀で攻撃に出てきた大宮に対して、西川から宇賀神、梅崎と繋いでカウンターが炸裂!
攻守の切り替えが遅い大宮相手に、梅崎→柏木→興梠と3人で完全に崩し切っての見事な得点でした。
梅崎のパスが柏木に出た瞬間に全員がアッチ向いてホイに引っ掛かったような得点でした ヾ(*´∀`*)ノ
梅崎がフリーなのはもちろん柏木も興梠も全く掴まえられず、大宮としては成す術なしでした。
柏木の動きが素晴らしかったとは思いますが、興梠がゴール前であれだけ完全にフリーにるとは…。
バタバタした前節の反省もあった浦和にとって、この得点は勇気を与えるものでした (=´ー`)
後半に入って泉澤選手を投入しますが、浦和はそんなことはお構いなしにCKで追加点 ヾ(*´∀`*)ノ
もう相手がどうというよりも、自分たちのペースで着々と得点を重ねちゃうぞモードに突入です。
前節、辛い思いをしただろう森脇が高瀬選手のマークを物ともせずドンピシャヘッド炸裂でした!!
さらに西川のゴールキックを競った興梠が上手くマイボールにするとそのままPAに突入。
追いすがる高瀬選手を交わしてバランスを崩すものの持ち直して宇賀神にやさしいパスを送ると、
ごちそうさま〜ヾ(*´∀`*)ノと、宇賀神がダメ押しとなる4点目のゴールを決めました ヾ(*´∀`*)ノ
興梠はこの場面だけでなく、終始大宮守備陣に対しては完勝で手玉にとっていた印象です。
体調が良くなかったようですが、これで体調が良かったらもっともっと得点が入っていたでしょう。
後半も始まったばかりなのに立て続けの得点で事実上この試合は終わっていたと思います。
ミシャ監督は水曜日のナビスコカップを睨んでか、梅崎、興梠、啓太と次々と交代させました。
しかし、怪我明けのマルシオは別として李、青木は期待に応えることは出来なかったかなぁ…(;´ー`)
決定的な4点のリードがあったこともありましたが、この交代以降浦和はすっかり鳴りを潜めました。
総じて良かったことが目立った試合ではありましたが、
やはり李、青木が本来の調子を取り戻していないことが気になりました (´・ω・`)ショボーン
青木は古巣との対戦で先発も予想されていましたが、いまのままでは難しいと感じました。
古巣大宮との対戦でゴールでも決めて、きっかけにして欲しかったので少し残念な気がしました。
圧倒的に浦和ペースの試合だったので、絶好のチャンスだったのになぁ…。
李については、興梠の代わりも、梅崎や柏木の代わりも、出来るようには思えませんでした。
いま前の3人に何かあったらとたんに浦和の攻撃が停滞してしまうように思えてなりませんでした。
マルシオの復帰は明るい材料ではありますが、李が自分の存在意義を示してくれることを願っています。
シーズンが佳境を迎えるにつれ、バックアップの選手の力が絶対に必要になると思うのです。
これから直輝、矢島といった出場機会に恵まれていない選手にチャンスが巡ってくるかもしれません。
今日は選手交代でチームの連携や推進力が失われてしまったことが課題だと感じました。
ただ、大宮の攻撃も脅威とは言い難く、西川が普段の攻守で難なくゴールを守り切りました (=´ー`)
絶対に勝利が求められるさいたまダービーは、戦う姿勢を前面に出した浦和が攻守に圧倒し勝利!!
4−0のスコアは得失点差を考えても最高の結果で、首位をガッチリ掴んで離しませんでした ( ´ー`)
夏の終わりの花火のように綺麗な4得点を見ることが出来て良かったです (=´ー`)
同じ4点でもFC東京戦とは全く違ってどれも浦和がやりたいことを完遂した美しいものでした。
サッカーはやっぱり審判が主役ではなく、選手のプロとしてのプレーを見れてこそだと感じました。
… 吉田さんもあまり得意な審判じゃないんですけどね…前節のことがあったので普通に見えました (^^;;
そして!何より!梅ちゃんの先制点で勝てたのがことのほか嬉しい ヾ(*´∀`*)ノ
梅ちゃんも気にしていたようですが、同じように赤豆さんも気にしてたんだよなぁ〜 ヾ( ̄o ̄〃)ゞ
もし来年もさいたまダービーがあれば、次も浦和が勝たなければいけません ( ´ー`)ノ
2014Jリーグ DIVISION1 第22節
浦和レッズ 4−0(前半2−0) 大宮アルディージャ
主審:吉田寿光
得点者:33分 梅崎、36分 興梠、49分 森脇、60分 宇賀神
2014年8月30日(土) 18:04 KICK OFF 埼玉スタジアム2002 入場者:42,308人
■ 2014 Jリーグディビジョン1 第22節 (REDS公式)
■ 14.08.30 夏休み最後の試合「さいたまダービー」、ホームで完勝 (REDS公式)

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