リハビリがてらに始めた「ライトウェイトCV」も1つ目が完成し、ようやく少し感覚が戻ってきたZioであります。

<ライトウェイトなので、こういう空き空間も無視>
そう言えば、何の説明もなしに「ライトウェイトCV」なんて言葉を使っていますが、この言葉の意味合いは、「いままでのようなドラマ性のある、単独作品として仕上がっているビネット」を目指すのではなく、「人形や生活感を演出する細かい部品を配置せず、道路や建物といった景観のみを再現するある意味半完成品のビネット」を目指そうというものです。
結局のところ、実際に繋げて遊ぶということを考えると、全てのCVが前者のようなものであると重くてどうにもならないという現実がありますので、後者も織り交ぜる必要があるだろうということです。「質か量か」、「密か疎か」の違いということで、「ライトウェイトCV」があれば使用環境に応じてバランスをとることも出来るようになるでしょう。まぁ、CVBの方がもっとライトウェイトですがね。
そんなわけで、「ライトウェイトCV」はドラマ性もないし、あまり眺めても面白いものではないよということだけは、最初に言っておきましょう。しかし、更に手を加えればドラマ性を与えることも出来るわけですし、まぁこういうものも「あり」だろうと。
実際に作ってみての感想ですが、前者はドラマ性重視ということもあって、そういったセンスのある芸術家タイプ向き、後者は景観の再現のみを重視するということでどちらかといえば技術屋タイプ向き、という感じがしました。私にとっては「ライトウェイトCV」の方がかなり楽に作れます。しかし何故でしょうかね。工程的には同じ工程を辿るはずなのに、ドラマ性を気にしないだけでこんなに気楽に作れるというのは。テーマなんていう堅苦しいものがなくなるからですかね。まぁ手抜きと言えば手抜きなんですが、その辺は「効率的」と言って誤魔化しましょう(笑)。

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