仇たる(笑)
東電の資料によると、一般家庭の電力使用量は「エアコン25.2%、冷蔵庫16.1%、照明器具16.1%、テレビ9.9%」の順になっているが、仇なんだから当然こんなものは信じない。実際エアコンを測定すると大して電力を使っていない
(富士通ゼネラル2011年モデル)し、何かマスゴミと結託した恣意的かつ意図的なものを感じるんだ。
よって、何処で見たのかは忘れてしまったが、最初に見た
「1位:冷蔵庫、2位:照明器具、3位:テレビ、4位:エアコン」の順を信じてプライオリティを設定した。
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<1位:冷蔵庫>
以前使っていたものは1999年製「
富士通ゼネラル ER-F35ME」で年間消費電力量660kWh(公称)だった。ココで重要な点が1つある。それは
1999年製ということだ。1つにこの時代の製品は消費電力量が多めであるということ。そして、もう1つが
2006年のJIS改定前であるということだ。2006年5月以降はより厳しい使用環境での公称年間消費電力量が表示されるようになった。なので、10年も使っているならば冷蔵庫は買い換え時であると言えよう。
そして、購入したのは「
三菱電機 MR-R47T」となった。
本来は年間消費電力量200kWh
(最少でも190kWhまでしか存在しないから)の左右両開きが便利そうな「
シャープ SJ-XW44W」を購入するつもりで、確認のため近所の家電量販店に見に行ったところ問題が発覚。自動製氷機のメンテナンスが出来ないから塩素の効いた水道水しか使えないと言う。・・・いやぁ、これは困った。致命的だ。伊奈町の水道は確か井戸水も利用しているからカルキ臭さが殆ど無いんだよね。
ということで、シャープが消え、他メーカーも製氷皿だけは洗えるが水の通るルートは外せないということで、最終的に三菱だけが残ってしまったという感じ。年間消費電力量260kWhに上がってしまうのは少々痛いが、メンテナンス性に優れるのと庫外から色々と設定できるのが面白かったので良しとするかぁ・・・で、結局その場でお買い上げ。色々弄れて楽しいという部分には男のロマンがあるのさ(笑)。
と、即決で決めてしまったので、消費電力量の測定時間が短くなってしまい、約60時間で比較したところ、
旧型冷蔵庫(弱)
測定推測年間消費電力量993kWh/公称年間消費電力量660kWh=1.5倍
新型冷蔵庫(弱と中の間)
測定推測年間消費電力量338kWh/公称年間消費電力量260kWh=1.3倍
となった。新型冷蔵庫はこの後、弱に設定したのでもっと差が出ているはずである
(ワットモニターが1つ空いたのでまた測定してみよう。後日追記予定)が、この倍率の差が2006年のJIS改定の差であろう。
(追記:全て弱にした時は前回の39Whに対し36Whとなった。年間だと315.8KWhで1.2倍だね)
そして、年間消費電力量の差655kWhで現行2段料金23.41円/kWhとすると年間15,333円(月1,278円)の節約となる。しかし、これは誤算だった。単純に旧型150Wh、新型25Whで年間25,000円の差、125,000円の冷蔵庫が5年でペイ出来るという甘い予測を立てていたので、差額10,000円弱を別の部分で取り戻さなければならない。こうして、次の照明器具の変更へと移るのである。
・・・それにしても慣れていないせいか、観音扉は使いづらい。よく手を挟む。
なお、
価格.comによるとこの機種の最低価格は104,700円と2万円ほど安い。安さを追求するか、近場の利便さを追及するかは人それぞれ。冷蔵庫はリサイクル費や運送費等の諸経費が必要になるからその辺も見極めた方が良いでしょう。
続く。