2006/10/17

がんと心と毎日と  そのに  がんになっちゃった



◇がんという病気は実に厄介である。
人それぞれ個性があるのと同じようにがんもまた、極めて個性の強い病気であるからだ。
あの人がこうだったから、この人もこの治療で大丈夫、ってゆうわけにわいかない。

最近の研究でわ、また、その人の個性が、何らかの形でがん発症のメカニズムに関係していることも否めないらしい。
個性の病気、そして個性からの影響。
それは「こころ」と「がん」の因果関係なのか?

「がん」になる「こころ」ってどおいう「こころ」だろお?


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「がん」イコール「死病」でわない。
がんを患って元気にしている知人だっていっぱいいる。
だからがんだって言われたって特別怖くはない。
なあに、たいしたことでわないかもしれない。

おいらの「感情を拒否する」という術は、いかにもこんな感じで第三者的に(吹き荒れる雨風を無視して)自分を捉えるかである。
そおして、その状況を少しでも長く保つには、第三者なりに、できるだけ情報を確保しなくてはいけない。
さらに、その情報のどこまでが事実であるのかを冷静沈着に見極めようとしなければいけない。
そう、あくまでもミスター・スポック、あの人である。

それがとりあえず、楽なのである。
こころの苦痛がとりあえずだが軽減されるはずなのである。
繰り返しになるが、おいらのこころはこころの危機の瞬間に際して、あえて必要以上の苦痛を選択しないよう危機管理されているらしい。

もし、仮に、感情が台風の目に入っていなかった場合は、たぶんこうだ。

『え?がん?!
先生はがんの可能性はほとんどないと言ったじゃないかっ!
どうしてくれるんだっ!』

高ぶった感情はいつもながらの(?)不毛な展開から始まることになる。
それはこころが非常に苦痛を感じるであろう展開を意味する。
がんである以上、いずれはその苦痛を味わうことになるのだが、告知、すわ、その展開、ではあまりにも救われようもない。

だが、まてよ?
このがんは治りますか?の問いに、もし、「治らない」と言う答えだったらどうだっただろう?
そのままこころは台風の目にいることが出来ただろうか?

がん告知の現場で患者側がその進行度を尋ねれば(ほとんどの場合、それはあり得るであろうシチュエーションであって)おそらく、お医者側としては、患者のこころの状況をどの程度把握しながらかはさておき、その時点での見解をちゃあんと答えてくれるであろう。
勿論、がんは単純に治る、治らない、といえる病気でわない。
がしかし、いまの西洋医学では「治らない」と診断されたがんはかなりの高確率で治らない。


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果たして、そおいう告知も現実に在るのだ。
もし、それが答えであったなら、おいらは、おいらのこころはどうだったんだろう?
思えば、ああ、いくら感情の高ぶりを消したって、感情台風の目玉に逃げ込んで、どんな大掛かりなミッションを持ってして「こころ」の苦痛からしばし逃れようとしたって、現実の尺度にはとうてい叶わない。

こころはいとも弱いものだと、はかないものだと、あらためて思う。
それでも、そんな弱いこころで、はかないこころで、だましだまし、ダークサイドに取り込まれぬよう、アナキン・スカイウオーカーの轍(てつ)を踏まぬよう、踏ん張らねば、とも、思う。


              *****


「治るのか?」の問いにおいらは「わからない」という答えをもらったわけだが、いずれにせよ、答えは2つしかない。
「治らない」か「それ以外」の2つ。
前記したように「治らない」の診断は治らない確率がかなり高いが、「それ以外」の診断はとてもあやふやである。
つまり「それ以外」というのは「わからない」のであるからして、今後、どうなるのかを含んでともかく、あやふや極まりないのである。
それでも、この時点ではこれで十分である。
初期がんではないけれど、現時点で転移がなければ手術ができる可能性ありだ。
手術が出来れば、これまた、何とかなる可能性ありなわけで。
台風の目の中で、こころは、十分、ぴん、しゃん、していた。



(がんと心と毎日と  そのさんへ)




2006/10/18  10:27

投稿者:sara

◇BBBのよしたんさま

なるほど。
「治らない」という解釈もあやふやといやああやふやでその言葉を使う人によって違うんだね。
そう思った。
放射線科のお医者の「治らない」はおそらく根治しないという意味なんでしょうね。

そりゃあそうだ。
ほとんどのがんは根治なんてありえないんだから。

でも、それは「治らない」じゃない。
がんがそのままの状態でじっとしていれば、その状態を保てれば、「わからない」だと思う。
それはある意味、
>>>ちょいと気になる同居人ですわ。>>
であって、同居人がいずれ出て行かないまでも、お家がある限りずっと居座る予定かもしれない。

ある精神科医なんかはそおいう医者(→放射線科の医者から ふつーのテンションで「治らないね。」)にこそコミュニケーション・スキル・トレーニングが必要なんだってゆうてます。
コミュニケーションの何たるかを知らぬ医者のいうことなど、実に愚かなたわごとに過ぎませんから、ご安心を。ぷぷぷ


2006/10/18  3:16

投稿者:BB-BB ヨシタン

私 主治医(外科)じゃないけど放射線科の医者から ふつーのテンションで「治らないね。」って言われましたよん。 さすがに 目の当たりに言われて ちょいと落ち込みましたが 「そりゃ そうだろうな。」とも。
それ以来 私にとって癌は ちょいと気になる同居人ですわ。 私が大家なんだから あんまのさばんないでよ、ってお願いしとります。
癌といっても ほんとにその人その人で その時・その場?とかで症状違っちゃうんでしょうね。
早く続き 読ませてね♪
 



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