2007/2/10
こおいう場所で原点回帰?@
◇骨董の市場(いちば)、いわゆる、業者の競り市である。

一般のオークション(競り市)とわ違って、業者(骨董や)さんがいろいろ商品を持ち寄って、売ったり買ったりする、あれ、である。
ただ、最近でわ一般のお客さんも出入りできる入札会とか交換会という市場もある。
写真の市場も、どちらかといえば交換会的な和やかな市場である。
普通、業者だけの本格的な市場となると、当たり前だけど、かなり、ぴりぴりしている。
んで、良いものだけしか扱わない屈指な市場、となれば、そりゃあもう、最初はそこにいるだけで胃がきりきりする。声を出す(競りに参加する事)なんて、到底、無理。
ま、なんでもそうだけど、そこだけのしきたり、っていうのが見えてくるまでにわそこそこ時間がかかるもんだし、それに順ぜずあれこれできるって世界でもない。
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◇おいらが競り市に通っていたのはもう随分昔の話。
アメリカとかからアンティークの仕入れをするようになる、もっとずっと前だ。
ようするに古いものを扱う商いを始めた駆け出しの頃ね。
もともとはブリキのオモチャにせよ、お人形にせよ、ガラスにせよ、おいらは古い日本製のものが好きだったので、どっちかっていえば、アンティークというより、骨董やさん的な方向性だったんだよなあ〜
で、久々も久々、久々の久々ぐらい久々に市場に行った。

嗚呼、懐かしき場の空気!
いやね、おいら、最近目指しているのが、じつわ、内緒だけど、ここだけの話、『原点回帰』なんですぅ。あ、そこ、笑わないで。
げんてんかいき。
ううう、ええひびきじゃあ〜〜
ま、そのへんのややこしい話わさておき、ある意味、ひとつのおいらの原点を髣髴させるかのような、懐かしき場の空気と、久々、出合っちゃったわけですのさ。

(いやはや、なんでもある。↑水晶もあるし、化石だってある。)
いや、とわいえね、おいら、今回の市場参戦、ともかく倉庫整理中のなんやかや、あれこれ残っている商品をアストロ号(おいらのバンです)ぱんぱんにして、もお、いくらでもええんでこうておくれや、って持ち込んだわけで、よおしぃ!いっちょ、買うぞおおおお〜〜!!って、当時の交感神経露出系な発進シチュエーションって感じじゃないんだけど、そんでも、やっぱ、その場の空気は、なかなかどうして、体に馴染んだ良い混合比の原点酸素だったりしたわけで。
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(Aにつづくのだ。なんか、だらだら長いのだ。↓)