2008/1/29

俳優・真水稔生  




◇この人を俳優として知っている方わ、かなりのマニアである。
いや、かといって演劇マニアとかAVマニアとか、そおいうんじゃなくて、え〜と、ソフビ(怪獣)のマニアだ。



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俳優・真水稔生〜彼自身が筋金入りのソフビ怪獣マニアであり、俳優という世界での知名度は今ひとつ・ふたつ・みっつ・・ながらも、ソフビ界でのそれは突出している。故に、当然ながらソフビ界での彼を知る者こそが彼の今の生業はプロの俳優であることをも、知るところであるのだ。

さらにもう一段マニア度をアップするならば、90年代、「セーラーファイト!」っちゅう、名古屋ローカルで深夜枠、おまけに見事な低予算ヒーローおちゃらか番組があった。
その中でまだプロの俳優になる以前の真水稔生は「小規模に縮小されて3人しか隊員のいない地球防衛軍・日本支部のマミズ参謀」という重要なキャストで怪演していた。ただ残念なことに何故かわ知らぬが参謀の台詞、すべてアフレコで真水本人の声でわなかった。
ともあれ、おいらはこの時のマミズ参謀役がとても気に入っていたし、怪しげな参謀キャラを半眼訥々(?)演じ続ける素人・真水稔生が、果たして、役者に向いているんじゃないかって思ったのわ、きっと、おいら一人ではなかったはずだ。


さて、そんな素人・真水稔生はある事情により、40歳にて本当に役者を目指すこととなる。
 
 その件は以下の真水本人の手記・”真水稔生の『ソフビ大好き!』”で綴られている。


>>役者には子供の頃から憧れてはいましたが、
それは、あくまでも夢の世界の人たちであって、
職業として俳優をめざそう、とか、本格的に勉強しよう、とか、
そんな事は考えもしませんでした。
自主制作映画のようなものに出演したり、劇団の養成所でレッスンを受けたりはしていましたが、
僕にとって、それは、ソフビ怪獣人形のコレクションと同じで、
趣味・道楽のひとつでしかありませんでした。
老いた両親もいたし、結婚して子供もいたので、
目の前の生活を地道にこなしていく事が僕の人生だと信じていたのです。

でも、何が起きるかわからないのが人生。
離婚して子供たちとも離れ離れ、両親も他界してひとりぼっちになり、
30年ローンでせっかく建てたコレクションルーム付きのマイホームも、
たった4年住んだだけで手放さなくてはならなくなりました>>


そして、真水は無常の世を知る。


>>日々の暮らしが自分の決して望んでいない方向に傾いていくのを、
元に戻す事はもちろん、食い止める事すら出来ない、
そんな自分自身の無力さを痛感し、

“人生なんて、自分ひとりの力ではどうなるものではない”
“未来は、自分の思い通りになるとは限らない”

という、当たり前の事を強く実感しました。
だったら、
好きな事だけやって人生を楽しんで生きよう、
そう思ってサラリーマンを辞め、役者になりました。>>




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なかなかな役者的人生である。
ただ、真水の真骨頂はこんなものでわ、ない。

人生の無常を風速300メートルで体感し、まさに、自身の非力を享受したそのどん底の中でさえ、膨大なソフビ怪獣コレクションをひとつとして手放さなかったというのだ!

ここに真水稔生の本質がある。

もう、役者だろうが、サラリーマンだろうが、左官屋だろうが、詩人だろうが、そんなの、まったくもって、どうでもよい本質が、ある。
筋金入りという、本質だ。


****


日曜日、俳優・真水稔生のお芝居を観た。小劇場で演ずるそれはお世辞にも完成されたものとは程遠い。
だけど、おいらはそも、訥々として、筋金入りの真水稔生が気に入っている。
そおいう役者が何かを演ずるのであれば、そこにはきっと、始めっから心棒が入っているからだ。
あらためて思えば、あのセーラーファイトで感じた想いこそが、きっとそのことに繋がっていたのだろう。
そして、いつか、あのマミズ参謀を水天髣髴させるようなキャスティングに恵まれるだろうことを、おいらは願って止まない。

がんばれっ!俳優・真水稔生!!






2008/2/21  11:20

投稿者:上様

早速のお返事ありがとうございます。
楽しみにしています。
体のことまで心配していただけて恐縮です。何とか生きていますフフフ

2008/2/16  23:26

投稿者:sara

◇うえさま

はじめましてです。
入院ですか。大丈夫ですか?

「ソフビ大好き」はおいらも好きです。
「ソフビ大好き」に心が打たれるのわおそらく、「ソフビ大好き」に演出が無いからです。真水稔生くん、そのものだからですね。
お芝居は必ずしもこころが打たれることばかりでわありませんが(笑)いや、あくまでもそれが演出のあるお芝居、という意味と、そうして、それがどんな高名な役者のお芝居だって、という意味で、ですが。

素の真水稔生くんわ、本当に素晴らしい、ということです。念のため。(か?)

コメントコーナーの件、了解です。
お体、ご自愛くださいませ。

2008/2/14  0:57

投稿者:上様

私はあまりソフビについては詳しくないし、コレクターでもありませんが、彼の書く「ソフビ大好き」の内容にある時心打たれ、以後読者となっています。今回舞台を見に行ってみようかなと思っていましたが、ちょうどその前日から、入院をしてしまい、夢が果たせませんでした。ソフビ…にはコメントを書き込むコーナーには彼にメッセージを送ることができません、コメントコーナーを作ってください。と管理人さん、ぜひ彼にお伝え下さい、


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